多くの食品を保存する場所と言えば「冷蔵庫」。食べ物の宝箱のような存在で、お腹がすいたらまずは冷蔵庫の前に行く人も多いはず。あなたの冷蔵庫は、どんな状態になっていますか?「買ってきたものを適当に入れているだけ」という人もいるのではないでしょうか。今、冷蔵庫を整理するだけで痩せられるというダイエットが話題を呼んでいます。それが「冷蔵庫ダイエット」です。今回は冷蔵庫ダイエットのやり方、注意点について紹介します。
冷蔵庫ダイエットとは
冷蔵庫ダイエットとは、冷蔵庫を整理することで食生活を正すことができるので痩せられるというダイエット法です。冷蔵庫さえ整理すれば痩せられるので、辛い食事制限をしたり、無理に運動を頑張る必要もありません。
『痩せる冷蔵庫』の著者でもある村山愛さんは、300個以上の冷蔵庫内を分析し、冷蔵庫ダイエットを実践してから3ヵ月で約4㎏の減量に成功したそうです。
恐らく、冷蔵庫の中はあなたの好きなものが詰まっているはずです。そこにお腹がすいたあなたが向かうと、どうなるでしょう?冷蔵庫を開け、食べ物に手が伸びるでしょう。この行動こそが太る原因です。
お腹がすいているときは血糖値が下がっている状態なので、体は糖質を欲するようになっています。糖質の多い食べ物をたくさん食べると、血糖値が急激に上昇するため太りやすくなります。また、冷蔵庫を開けるたびに好きなものを食べていては、摂取カロリーも増えるので太ってしまいます。
冷蔵庫ダイエットのやり方
冷蔵庫ダイエットは、冷蔵庫内の見た目をきれいに整理するというものではありません。むやみに食べ物に手が伸びない冷蔵庫づくりこそが、痩せるポイントです。
まずは、冷蔵庫の中身を全て出しましょう。食べ物以外に、飲み物も調味料も全てです。その中から、残したい物とそうでないものに分けます。残したい物の中に、高カロリーな調味料や食材があるかもしれません。でもここで残すと、冷蔵庫ダイエットは成功しにくくなります。厳選したものだけを冷蔵庫に残しましょう。
残すものが決まれば冷蔵庫に戻すだけなのですが、ここで普通に入れてしまっては意味がありません。食べ物を置く場所こそが冷蔵庫ダイエットでは重要なのです。例えば4段の冷蔵庫であれば縦に3等分し、12個のBOXとして考えます。12個を栄養素ごとに配置し、太りやすい物は一番上と一番下の6つに、そうでないものは目のつきやすい2段目と3段目の6つに入れるようにします。
冷蔵庫ダイエットの注意点
料理を作るときは一つずつ食材を選ぶようにし、大豆製品や海藻類以外は同じBOXから2つ以上の食材は使わないようにしましょう。そうすることで、太るものばかり食べていないか、栄養バランスが摂れているかを把握できるため、ダイエットが成功しやすくなります。
太りやすい食べ物の中でも、ダイエット中に欲しくなる高カロリーなスイーツは奥に入れるようにしましょう。目に入るから食べたくなってしまうのです。
食材を買い足す時は、限られたBOX内に収まる量しか買わないようにしましょう。せっかく冷蔵庫内を分割したのに意味がなくなってしまいます。収まる分量しか買わないことで節約にもなりますよ。
冷蔵庫ダイエットは、楽して痩せられる夢のようなダイエット法です。まずは、自分の冷蔵庫の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
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