【危険】睡眠不足=酔っ払い?睡眠不足は飲酒している状態と同じくらい機能が低下…

睡眠不足が当たり前のようになっている日本人。いつもどのくらいの睡眠をとっていますか?5時間寝ているから大丈夫!休みの日は寝だめしているから大丈夫!と侮ってはいけません。
睡眠不足は飲酒している状態と同じくらい、機能の低下を招くのです。機能の低下は些細なミスだけでなく、思わぬ事故に繋がることもあります。そうなる前に、今回は睡眠不足のリスクと解消法を紹介します。

睡眠不足と飲酒の状態

お酒を飲むとふらついたり、眠気が襲ってきたりしますよね。その状態で運転すると、当然事故が起きるわけです。だから飲酒運転にはきびしい罰則が設けられています。

suiminbusoku43

睡眠不足も実は飲酒した状態と同じである事が分かっています。アメリカの大学で行われた実験によると、睡眠時間が8時間の人に比べると睡眠時間が4、6時間の人は注意機能が著しく低下していたそうです。6時間の人では飲酒したときと同じ状態に、4時間の人はテストの途中であっても寝てしまう結果となりました。
つまり、6時間の睡眠がとれていたとしても、実は気づかぬうちに飲酒したときと同じ状態で過ごしているというわけです。酔った状態で運転はできますか?酔った状態で重大な判断ができますか?おそらく無理ですよね。睡眠不足は飲酒同様、注意力や判断力の低下を招き、仕事の生産性を低下させてしまうのです。

睡眠不足のリスク

睡眠不足は、機能の低下や仕事の生産性の低下を招くだけではありません。

死亡率が高くなる

最も死亡率が低いと言われているのは、7時間睡眠の人です。それよりも睡眠時間が短い人は、死亡率が高くなると言われています。睡眠時間が6時間以下の人は、7~7.9時間の人に比べると死亡率が2.4倍高くなることが分かっています。

老化が早まる

自分では気づくことはできませんが、日々の生活の中で体の細胞はダメージを受けています。睡眠中はホルモンが分泌され、細胞の修復を行う大切な時間です。睡眠不足だと、ホルモンの分泌量も減るため、細胞の修復が十分に行われず、老化が進むことになります。

病気のリスクが高くなる

睡眠不足の人は、糖尿病、心臓病、高血圧などのリスクが高くなります。睡眠不足は糖を分解するインスリンの分泌を低下させたり、心臓や肺に負担をかけるためだと言われています。また、睡眠不足が免疫力を低下させ、癌に罹るリスクを高めたり、睡眠不足で心に余裕がなくなるとうつ病が発症することもあります。

睡眠不足の解消法

忙しい現代人は睡眠時間を確保するのも難しいかもしれませんが、なるべく睡眠不足の少ない生活を心がけましょう。睡眠時間だけにとらわれず、質の良い睡眠をとることが大切です。睡眠不足の解消法を紹介するので、試してみて下さいね。

睡眠環境を整える

部屋の空調や湿度を変えるだけでも寝やすくなります。部屋の温度は夏の場合は26~28℃、冬の場合は18~23℃に設定し、寝る前後1~2時間はこの温度を保つようにしましょう。また、湿度は50%前後を保つようにします。
寝心地の良い寝具や、入眠しやすい照明、お気に入りの香りでリラックス効果を高めることもおすすめです。

体内リズムを整える

体内リズムを整えることで、自然と眠気がやってきます。週末に寝だめをする人もいますが、体内リズムが狂うので、おすすめできません。体内リズムを整えるには、規則正しい生活をすることが大切です。休日も平日に近い時間帯に起き、同じ時間に食事を摂るようにしましょう。
朝起きたらまず日光を浴びて下さい。日光を浴びることで、睡眠物質が14~16時間後には分泌されます。朝の7時に日光を浴びたら、夜の9~11時には自然と眠たくなってきますよ。

眠りを誘う食べ物を摂る
suiminbusoku2

食べ物でも睡眠不足を解消することができます。睡眠不足の解消には、タンパク質が多く含まれたものがおすすめです。例えば、鶏肉や牛肉、卵や大豆製品、チーズやヨーグルトなどです。

寝る前にお酒を飲んで寝るとすぐ寝れるという人もいますが、眠りが浅くなるので止めた方が良いでしょう。

睡眠不足は飲酒したときと同じ状態になり、機能の低下を招きます。睡眠不足で良いことは一つもないので、できることから始め、睡眠不足を解消していきましょう。

スポンサードリンク

mederuwa無料メールマガジン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。