日本人の元気の源!米のとぎ汁で美肌&掃除で活躍?「とぎ汁で発酵水」

日本人の主食と言えば「米」ですよね。無洗米でなければ、米は何度かといで水を捨ててということを繰り返してから炊飯器にかけることが一般的です。当たり前のように捨てているとぎ汁ですが、昔の人は掃除や洗濯にとぎ汁を活用していたと言われています。そして、実はとぎ汁は美肌成分の宝庫なんですよ。

とぎ汁を捨てるのは、とてももったいないことなんです。米のとぎ汁を使った発酵水を使えば、掃除や美容に活躍することができます。米の発酵水パワーを知れば、無洗米を食べている人も、きっと普通のお米に替えてみたくなりますよ。今回は米の発酵水作り方や、活用方法について紹介します。

米のとぎ汁の発酵水の効果

米のとぎ汁の発酵水と聞いて、ピンとくる人はあまりいないと思います。普通に考えて、米のとぎ汁が発酵するなんて想像できませんよね。発酵と言えば乳酸菌などの菌類ですが、米のとぎ汁にも実は乳酸菌が潜んでいるのです。つまり、米のとぎ汁に潜む乳酸菌を発酵させるとできるというわけです。

発酵水の気になる効果ですが、昔の人は米のとぎ汁を洗顔に使用していたとも言われており、その美肌効果にも注目です。

米のとぎ汁にはビタミンB1、B2やビタミンE、セラミドが含まれています。ビタミンB2はニキビ予防や、美白効果が期待できますし、抗酸化作用のあるビタミンEはアンチエイジングには欠かせない成分です。

また、セラミドは人間が元々体に持っている成分で、肌のバリア機能を果たし、非常に高い保湿力があります。
これまで捨てていた米のとぎ汁には、驚くべきパワーが潜んでいたんですよ。

発酵水の作り方

米のとぎ汁の発酵水は、普段捨てているとぎ汁を使用するのですが、とぎ汁をすぐに使用するわけではありません。発酵水と名前がつくくらいなので、発酵させる必要があります。では、発酵水の作り方を紹介しましょう。用意するものは2~3合の米と2.5カップの水です。まず最初にボウルなどに米を入れ、埃などを落とすために分量外の水を適量入れ、2~3回軽くかき混ぜてとぎ汁を捨てます。ここでのとぎ汁はまだ使いません。あくまでも、埃や汚れを落とすために洗うだけです。
もう一度分量外の水を入れ、同じように軽く2~3回混ぜてとぎ汁を捨てます。

次にやっと、発酵水の元となる2.5カップの水を入れ、米をとぎ、蓋の付いた容器にとぎ汁を入れます。お米は普通に炊飯器で炊き、容器に入れた水は蓋をしっかりは閉めずに少し開ける程度にして常温で一晩寝かせます。温度は22~24℃を保つようにし、直射日光の当たらない場所で保存するようにしましょう。作った発酵水は1日で使い切るようにして下さいね。

発酵水の活用方法

昔の人は米のとぎ汁を掃除や洗濯をしていたそうで、発酵水にも掃除効果が期待できます。例えば、発酵水で床を磨けばワックスをかけたかのようなピカピカな仕上がりになりますし、除菌や消臭効果もあるので、まな板などの調理器具にシュッシュッかけて洗うと衛生的にも良いです。生ごみやおむつの臭いなど、気になる臭いにシュッシュッしても良いですよ。

また、油汚れも落とす効果があるので、コンロや換気扇の掃除にも活躍してくれます。ゴシゴシ強くこすらなくても、頑固な油汚れもスルッと落としてくれるので、力もいらないし強力な洗剤も必要なくなるので家事が楽になりそうです。

美肌に関しては昔の人の知恵を借りて、発酵水で洗顔するのも良いですし、洗顔後の化粧水として利用することも良いでしょう。美肌効果のあると言われる市販の化粧水に含まれる成分が入っていて、しかも天然で経済的なのでやってみる価値はあります。フェイスケアだけでなく、入浴剤としてお風呂に入れるとボディケアもできるので、体がかさついているなと思ったら、湯船に1Lほどの発酵水を入れてみると良いでしょう。

今まで当たり前のように捨てていたとぎ汁ですが、実は美肌や掃除に活躍してくれる優秀な力の持ち主だったのです。経済的にもお得感満載なので、試してみる価値ありですよ!

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