ダイエットに効果的?気になるリンゴのカロリーはどれくらい?

ダイエットに良いと言われるりんごのカロリーって?

「医者がいらない」と言われるほど栄養豊富なりんご。
カロリーが低くダイエットに向いているとよく言われていますが、「糖質が多く太りやすい」ということを聞くことがあるのも事実。

今回はそんなりんごのカロリーを紹介していくとともに、本当にりんごは太りやすいのか?ということを検証していきます。
また、りんごがもたらす嬉しい効果やおすすめの食べ方もご紹介。

これからりんごを食べる時の参考にしていただければ幸いです♪

りんごのカロリー

「りんごダイエット」というダイエット法もあるように、りんごはダイエットに向いているというイメージがあるフルーツですよね。

そこで気になるのが、りんごのカロリー。
りんごのカロリーはどのくらい?
他の食品と比べて低いの?高いの?
りんごの食べ方によってカロリーはどれくらい変わる?
といった疑問を解決していきます!

りんごそのもののカロリー

まずは、りんごのカロリーを紹介していきます。

りんごのカロリーは100グラムあたり54kcalです。

りんご1個単位に換算してみると、以下のようになります。

大きなりんご(445g)240kcal
中位のりんご(315g)170kca
中位の りんご(270g) 145kcal
小さなりんご(200g) 108kcal

りんごの種類で言えば、

ふじ:300~400g、162~216kcal
つがる、王林:250~300g、135~162kcal
ジョナゴールド:300g前後、162kacl前後
紅玉:200g、108kcal
となります。

このように、「りんご」と言っても大きさによってカロリーが異なってくるので、りんごを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

他の食品と比べてカロリーは低い?

りんごのカロリーはわかりましたが、それだけではりんごのカロリーが低いといえるのかはわかりにくいですよね。
私たちが普段よく食べる食べ物と比較すると、カロリーはどのくらい違うのでしょうか?
・りんご1個(200g程度)・・・108kcal
・バナナ 1本(可食部90g)・・・90kcal
・なし 一個(可食部225g)・・・135kcal
・ご飯 一膳(160g)   ・・・269kcal
・食パン6枚切り一枚(60g)・・・158kcal

おなじフルーツであるバナナ、なしと比較してみると、バナナよりは多少カロリーが高いですがなしよりは少しカロリーが低いようです。
しかしバナナは90gで90kcalですから、グラム単位ではりんごの方がカロリーが低いということになります。

また、バナナ1本ではお腹にたまりにくいのでヨーグルトなど他のものも一緒に食べることが多いですよね。
そうすると、カロリーはりんご1個と同じかそれ以上になるのではないでしょうか?

また、主食としてよく食べられているご飯や食パンと比較してみると、りんごのほうがカロリーが低いということがわかります。
特に食パンは60gで158kcalですが、1枚ではお腹いっぱいにならないですし、バターやジャムをつけることを考えると158kcalよりもカロリーは高くなります。
主食をりんごに置き換えれば、カロリーを低く抑えることができそうですね。

このように私たちがよく口にする食品と比較してみると、りんごのカロリーは比較的低いといえるのではないでしょうか。

りんごの食べ方別カロリー

りんごを生で食べる方もいると思いますが、私たちがお店で見るりんごはスイーツになっていたりジュースになっていたりと加工されていることも多いですよね。

では、加工されたりんごのカロリーは一体どのくらいになるのでしょうか?

りんご1個(200g程度)・・・108kcal
焼きりんご1個(225g)・・・236kcal
アップルパイ一人分(181g)・・・330kcal
りんごのコンポート一人分(1/4個)・・・82kcal
りんごジュース一杯(200ml)・・・86kcal

この数字を見て、「え、こんなにカロリーが違うの?!」と驚いた方もいるのではないでしょうか?

りんごはジュースにすればそれほどカロリーは変わらないようですが、焼きりんごやアップルパイにしたりするとたくさん砂糖を使うので、やはりカロリーは高くなってしまうようですね。
もし加工されたりんごを食べる際には、生でりんごを食べる時よりもカロリーが高くなっていることに注意が必要です。

糖質が多いって聞くけど?りんごは太りやすい?

今まで見てきたように、りんごはカロリーが低い食べ物であることがわかりました。
水分量が多くお腹に溜まりやすいこともあり、ダイエットに向いていそうなフルーツですよね。

その一方で、「りんごは糖質が多い」という話を耳にしたことがある方もいると思います。
糖質が多いと、カロリーが低くても太りやすいというイメージがありますよね。

では、りんごは太りやすい食べ物なのかということについて見ていきましょう。

りんごの糖質

りんごの糖質は約18g/100gあたり。

ほかの果物と比較してみると、
バナナ:22g /100gあたり
ぶどう:14g /100gあたり
桃:9g /100gあたり
レモン:9g /100gあたり 

他の果物と比較してみるとりんごの糖質は比較的高いようですね。
りんご1個にすると約36gの糖質を含んでいることになります。

やっぱりりんごはダイエット中には避けるべき食べ物なのでしょうか…?

りんごの糖質は太りにくい糖質!

糖質と一言で言っても、いくつかの種類があります。
ブドウ糖
果糖
ショ糖
砂糖

りんごに含まれる糖質は果糖です。
果糖は糖質の中でも吸収に時間がかかり、血糖値が上がりにくく太りにくいとされています。
なので、りんごはダイエット中に食べても大丈夫な食べ物といえるでしょう。
ただし、食べ過ぎは禁物ですよ。

りんごの嬉しい効果・効能

りんごは「医者いらず」と言われるほど豊富な栄養を含んでおり、美容やダイエットに嬉しい効果や効能をもたらしてくれるんです。

中性脂肪を減らす

通常果糖は中性脂肪を増加させる原因となると言われていますが、りんごは逆に中性脂肪を減少させる効果があると言われています。

りんごに含まれるポリフェノールが、中性脂肪を減少させるはたらきをしているようです。

抗酸化作用(アンチエイジング)

いつまでも若々しくいるためには体内の参加を防ぐことが必須。

りんごには、抗酸化作用を持つポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールの主体である「プロニアジン」が強い抗酸化作用を持つと言われ、その効果は同じ働きのあるビタミンCにすると1500mg分。
これはなんと、成人に必要な料の15日分にも相当すると言われています(りんご100gあたり)。

女性にはとても嬉しい効果ですね!

便秘解消

多くの女性を悩ませる便秘。
りんごには、腸内環境を整え便秘を防いだり便秘を改善する効果があります。

便秘解消に必要な栄養素が食物繊維ですが、りんごには食物繊維が豊富に含まれています。
なかでも水溶性食物繊維であるりんごペクチンは、整腸作用があるほか、腸内の善玉菌を増やす効果があります。

さらにペクチンは、血糖値の上昇を防いだりコレステロールを下げたりする作用もあるのでダイエットにも嬉しい成分です。

りんごの効果的な食べ方

ダイエットにも美容にも嬉しい効果が期待できるりんご。
最後に、りんごの恩恵を受けるための効果的な食べ方をご紹介します。

皮ごと食べる

りんごの皮って、少し酸っぱ苦くて苦手な方も多いですよね。
でも、もしりんごの恩恵を受けたいのであれば皮ごと食べるのがおすすめです。

りんごの食物繊維は果実よりも皮のほうに多く含まれます。
皮の赤い色も「アントシアニン」というポリフェノールのものです。

皮をむいてしまうと、せっかくの栄養分が取れなくなってしまいます。
多少皮が苦手でも、皮付きのままで食べるようにしましょう。
食べる前にきちんと洗うのも忘れずに!

生で食べる

りんごの栄養分を効果的に摂取するには生のまま食べるのがおすすめです。
りんごに含まれる水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンBなど)は熱を加えると壊れてしまいます。

また、りんごをアップルパイや焼きりんごなどに調理すると、先ほども見たように生のりんごよりもカロリーが高くなります。

ダイエットのためにも、りんごの栄養をそんなく摂取するためにも、生で食べるようにしましょう。

朝に食べる

りんごを食べるなら朝が効果的。
気になる糖質も、朝に食べればその日のうちに消費することができます。
また、朝の決まった時間に食べることによって体内時計のリセットになり、便秘の予防・改善にもつながります。
逆に夜りんごを食べてしまうと、糖質を消費できず太りやすくなってしまいます。

ヨーグルトと一緒に食べる

食べ合わせをするなら、ヨーグルトがおすすめ。
ヨーグルトには腸に良い乳酸菌が含まれていますが、乳酸菌が活動するには餌となるオリゴ糖が必要です。

りんごの食物繊維はオリゴ糖のもとになるので、ヨーグルトと一緒に食べるのが効果的です。
ヨーグルトから摂った乳酸菌を腸内でとどめ、腸内環境を整えてくれます。
便秘の方には嬉しい効果ですよね。

まとめ

りんごはカロリーが低い上、りんごに含まれる糖質は太りにくいものなのでダイエットをしている方でも安心して食べられるフルーツです。

また、その豊富な栄養素から、アンチエイジングや便秘予防・解消など美容やダイエットに嬉しい効果をもたらしてくれます。

効果的な方法でりんごを食べれば、りんごがもたらす恩恵を全て受けられます。
みなさんもりんごを食べて、きれいで健康な体になりましょう!

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