アロエベラを知っていますか?乾燥した地域でも根強く生き残ることができ、アロエの中でも最強のアロエです。
普通に園芸店などで売られているアロエも放っておいても育ちますが、アロエベラの生命力は更に上をいきます。
日本では宮古島で生育しています。沖縄よりも南に位置する宮古島は暑い地域ですが、そこで生き延びられるほどの生命力の持ち主ということです。
生命力が強いというだけで、栄養が豊富なことは想像できると思います。その栄養は健康だけでなく、美容に良いと話題になっています。今回は、アロエベラの効果と摂取方法について紹介します。
1 アロエベラに含まれる栄養素とその効果
アロエベラには、ビタミンやミネラル、アミノ酸や脂肪酸が豊富に含まれています。
ビタミンB12 を栄養素に持つ植物は少ないのですが、アロエベラには含まれているのです。ビタミンB12は貧血予防や睡眠リズムを整える効果があります。また、末梢神経の機能を正常にするため、肩こりや腰痛などで整形外科では薬として使用される成分でもあります。
アロエベラにはミネラルが20種類、体に必要な必須アミノ酸も全て含まれています。必須アミノ酸は体内では作ることのできないアミノ酸なので積極的に摂りたい栄養素です。ミネラルやアミノ酸を摂ることで、美肌や美髪に繋がります。
また、リノール酸やリノレン酸といった脂肪酸も豊富です。臓器や皮膚を正常に保つためには欠かせない脂肪酸です。
アロエベラのジェルは便秘解消や血糖値を下げる働きがあるので、ダイエットにも効果があります。
2 どのようにして摂取するか
アロエベラはそのまま食べることも良いのですが、料理やジュースで摂ることもできます。
そのまま食べる場合、皮ごと食べることもできますが、苦みを感じる人が多いようです。苦くて食べられないという人は、皮を剥いて中の果肉を食べるようにしましょう。細かく刻むと料理のトッピングとしても使うことができます。
ジュースで飲むと手軽にアロエベラを摂取することができますよ。ジュースにする場合は、皮を剥いたアロエベラの果肉とヌルッとしたジェルごとジューサーにかけます。フルーツを入れて飲むとよりおいしくなります。
また炒め物やスープに入れて食べることも可能です。色々なアレンジが効くので、使いやすいと思います。
3 まとめ
アロエベラは美肌や美髪、ダイエットに効果のある植物ですが、食べすぎは良くありません。薬としても使用されるほどの効果があるため、長期的に摂取するとミネラルが失われる可能性があります。
一日の摂取量はジュースの場合100~200mg、食べる場合は50mgが適量と言われています。毎日摂取するよりも、スペシャルケアとして取り入れることがおすすめです。
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