部屋の片付けってどうしてる?手順からコツまで解説!
部屋を片付けたい!と思っていても、なかなか片付けられない。
片付けてもキレイに保てない。
散らかった部屋を見て、どうにかしたいと思っていませんか?
整理整頓ができず、脱ぎっぱなしの衣服、いつのものかわからないゴミ、読んでそのままの雑誌の山。
部屋中がモノで溢れていませんか?
そういった「汚部屋」とよばれる部屋は、何がゴミなのか、何が必要なのか、ひと目でわからないのも特徴です。
自分の性格上しょうがない…と思っているあなた!
たった3つのコツをつかめば、部屋の片付けが苦手な方でも部屋をきれいにスッキリさせることができるんです!
今回は部屋をきれいに片付けるコツ3つと、きれいな部屋をキープする方法をお教えします!
「片付け」と「掃除」はまったく別もの!
「片付け」と「掃除」って同じように思えますが、実は全く違うもの。
皆さん意識しているでしょうか?何が違うの?!と思うかもしれませんが、違いは意外と簡単な「相手」にありました。
掃除の相手は誰が見てもゴミと断定出来るもの。
例えば、汚れやほこり、染みといったものです。
一方、片づけの相手は必ずしもゴミとは断定できないもの。
たとえば、モノや空間、スペースといったもの。
明らかにゴミと断定出来るものを捨ててキレイに掃除してから、ゴミではないモノを整頓し、空間やスペースを作りだしていく。
これが片付けなのです。
部屋が片付いていないとどうしてダメなの?
片付いていない部屋で過ごすというのは、デメリットがいろいろとあります。
部屋が片付いていないことによるデメリットを5つ紹介します。
①探しものが見つからない
物でいっぱいの部屋だと、捜し物を見つけることが困難になってしまいます。
山積みの本や衣服があれば立派な「汚部屋」。
化粧品や鍵、貴重品がどこへいったか、出かける寸前に困ったことはありませんか?
その少しの時間を毎日のように無駄遣いしていることになります。
②家計へのダメージ
部屋の冷蔵庫や生活用品、日用品といったものがきちんと整理整頓されていないと、何がいくつあって、足りないのか把握しきれません。
そのため、不要なものを買ってしまったり、同じものを何個も買ったり無駄が多くなります。
特に衣類、バッグ、ジュースやトイレットペーパー、洗顔剤やシャンプー、洗剤、保存食など。
安いから買う、もうなくなるはずだから買う、など無駄に購入して収納場所がパンパンになってしまい、更に出費はかさみ、悪循環になっていきます。
③人が寄りつかない
部屋が汚いと誰か人を呼ぶこともできません。
友人から「今から行ってもいい?」と聞かれたとき、すぐにOKと言えず、言われるたびに断り続けるのもストレスです。
部屋は自分を表す生活の場所。そこが汚いと交流も自然と減ってしまいます。
④精神的・肉体的に不健康になる
足の踏み場もないほどに部屋にものが溢れた生活をしていると、精神的・肉体的にも悪影響を及ぼします。
片付いていない部屋ではリラックスもできず、仕事にも力が入らないということも少なくありません。
また、部屋が汚いとホコリやダニ、カビが発生しやすくなります。
これらは喘息など病気の原因となりますし、ハウスダストアレルギーにかかってしまうことも。
カビが衣類や布団など大切なものに発生すると健康被害だけでなく家財への損害もあり、経済的もの打撃を受けます。
⑤害虫の発生
ダニも厄介ですが、更に困る害虫といえばゴキブリ。
場所によってはムカデやネズミもよってきてしまうことに。
さらに、この害虫を餌とする虫がよってくるなど、健康だけでなく衛生面でもかなり不快な状況に陥ってしまいます。
害虫がでたらすぐに駆除し、部屋を掃除することをおすすめします。
部屋の整理整頓が苦手な人の特徴
部屋の整理整頓が苦手な人には、いろいろと特徴があります。
特に大きな3つの特徴。
自分に当てはまっていないか考えながら見てみましょう。
①物がどこにあるのか理解できていない
整理整頓が苦手な人は、物がどこにしまってあるのかわかりません。
なぜなら、物の定位置を決めていないからです。
本来はそのモノにある適材適所の収納を心がけるべきです。
例えば、洗剤はどこにしまいますか?食品用なら台所ですし、洗濯用洗剤ならランドリー周りの収納スペースですよね。
このように本来は使う場所に必要な物を収納します。
ところが整理整頓ができない人は、収納に物を雑然と入れてしまい、使うことまで想定した収納ができておらず、整理整頓が苦手なことが多いのです。
②お金の管理も得意じゃない
整理整頓が苦手な人の多くは、お金の管理も苦手なはず。
何があるかわからないから、不要な物まで買ってしまい、お金もたまらないことも。
食材のストックが異常に多い場合や、衣類でも似たようなものばかり買ってしまう人は注意が必要です。
デメリットにもあったように、何があるか把握しないと、節約もできませんし、無駄なものを増やすだけ。
整理整頓は時間もお金も無駄にしているのです。
③実は…仕事ができない人も
整理整頓ができない人は、頭の整理が苦手というパターンも。
そのため仕事の段取りを考えることができず、仕事ができない人と周りから思われていることもあります。
1日に作業しなければならない内容や量が把握できておらず、その場限りのルールで仕事をこなしているため、当然他の人と比べて仕事の進むスピードも遅く無駄が多くなります。
人より何倍もかかって仕事をこなしていれば、業績も上がることがなく、当然給料もアップも見込めないでしょう。
片付けが苦手な人でもできる!片付けのコツ3つ
ここで紹介する片付けのコツを押さえれば、片付けが苦手な人でもスッキリした部屋をゲットできるはず。
ぜひ実践してみてくださいね。
片付けのコツ①片付けへのモチベーションをアップさせる
部屋を片付けたいと思ってもなかなか行動に移せないのは、片付けへのモチベーションが高まっていないのが原因かも。
なので、まずは片付けを始めるための気持ちを高めることが重要です。
片付けへのモチベーションを上げる方法の1つは、完成されたキレイな部屋をイメージすること。
片付けた状態をイメージすると、やる気もでますし、何をどうすればいいのか考えることにも繋がります。
ブログやSNSで部屋の写真をアップロードしてみるのも手。
その日の進捗や「ここをこうしたい」とつぶやいてみると、アドバイスをもらえるかもしれませんよ!
また、片付けをしていることを公開することによって誰かに見られているという意識が起こり、「やらなきゃ!」という気持ちになります。
どんどんスッキリしていく部屋の写真を残すことは部屋を清潔に維持するためのポイントにもなりますよ。
片付けのコツ②不要なものは捨てる
部屋を片付けるのに、不要なものを捨ててスッキリさせるのは必須です。
部屋をきれいにすると言っても、いらないものが多ければ収納できないものも出てきてしまいます。
それでは「きれいに片付いた部屋」とは言えませんよね。
不要なものを捨てるときは思い切りが大事です。
まずは明らかなゴミをゴミ袋へポイポイ入れていきます。
部屋の隅から時計回りに進めて行くなど、一方通行で進めると見落とし防止にも。
明らかなゴミを集めたら、次はカテゴリーごとに家の中のものを集めます。
衣類、本塁(書類)、小物類、思い出の品(卒業アルバム、プレゼント等)。
これらの順番で処分するか判断していきます。
特に、思い出の品というのは見ていると懐かしさに見ていて、いつの間にか時間が…ということも。
なので、順番的には最後にするようにしましょう。
不要なものを捨てていくと、スペースに空きができたり、自分が何を買っても使わないのか。
どのぐらいの頻度で使うのかが分かるようになります。
また、不要なものを捨てるうと心が落ち着き、すべての野率が上がるという声もあります。
どんどん捨てると部屋が綺麗にになり、それを維持しようとすると無駄遣いのスパイラルから抜け出し、ものを減らすこともできるようになります。
片付けのコツ③収納方法を工夫する
片付けが上手な人は、収納方法を工夫することで部屋をきれいに保っています。
特に人気なのが無印良品などの透明な収納ケース。
中に何があるのか一目瞭然なことや、隠すのにお気に入りのファブリックなどでアレンジできるのも高いポイントです。
仕切りには100円ショップのブックスタンドを使ったり、小物はわかりやすいように1ヶ所にしまい、わかりやすくメモを忍ばせておくというのもポイントです。
ベルトやスカーフなどの長ものの収納には、ベルトハンガーやフックを使ってわかりやすく収納しています。
これも何があるのかひと目で分かるようにするため。
クローゼットや押入れには、脱いだ服やすぐに使いたい洋服を入れておく「一時置き場」を作るのも整頓のコツ。
オシャレなケースやカゴを使えば、見苦しくなく、散らかることもありません。
キッチンや洗面所も、100円のケースが大活躍です。
書類ケースや引き出し型のケースに調味料を立てていれたり、詰替え用洗剤等をまとめてしまったりと、1つの場所にしまうのもポイントです。
片付けのやり方&手順を解説!
では、部屋の片付けをやりたい!やるぞ!と気分になった方へ、ぜひ試してもらいたい手順をご紹介いたします。
①片付けるために必要なアイテムを準備する
部屋を片付けるにあたり、必要なものが出てきます。
作業を始めてから「あれが無い、これが無い」と手を止めてしまうと、せっかくのやる気も半減…なんてことにならないように、あらかじめ準備しておきましょう。
ただしアイテムをそろえる段階で面倒になって、やる気が失せてしまうと元も子もありません。
とりあえず家にあるものや、100均などで手に入りやすいもので揃えましょう。
特に必要となるのはゴミ袋、マスク、汗拭きタオル、軍手、掃除機、雑巾、掃除用洗剤、バケツ、などです。
②「必要なもの」「処分するもの」を仕分ける
片付けの肝となるのが「部屋にあるものの仕分け」です。
簡単そうに見えて、実は難しい仕分け作業。部屋が片付かない人の共通点として「ものが捨てられない」という点。
この山を越えるには「迷ったら捨てる」という一点に限ります!
一度仕分けを始めると勢いがついて、どんどん捨てることもできるようになります。
まずは「絶対に必要なもの」と「いらないもの」を分ける事から始めましょう。このときはゴミ袋よりもダンボールがおすすめです。
③空いたスペースをキレイに掃除する
部屋にあるものの仕分けが終わったら次は掃除です。
掃除のときの基本は上から下。
エアコンや棚の上からホコリを落とし、床をキレイにしていく手順で行いましょう。
④必要なものを収納する
ここまでくれば、片付けは終ったも同然!
最後は仕分けで必要なものとして残ったものを収納していきましょう。
片付けの初心者はあまり無理してもやる気を無くすだけ。
簡単にできるよう、最低限のルールで収納していきましょう。
例えば、衣類は絶対に床に置かないようにしたり、洗濯後の衣類はタンスやボックス、衣装ケースへと細かく分類してしまう、など。
自分の性格や生活に合わせた収納をすると、手間も減っていつまでもキレイな部屋を保つことができます。
キレイな部屋を維持するためのコツとは?
せっかくキレイにした部屋がすぐに汚れてしまっては意味がありません。
キレイな部屋を維持するにはどうすればいいのでしょうか?3つのポイントをご紹介します。
①使ったものは元の場所へ収納する
簡単ですが、これを守っていればある程度のキレイさは保つことが簡単になります。
片付けが苦手な人はこのルールが守れていない人が多いのです。
まずは徹底して、使ったら元の場所に戻すようにしましょう。
②すぐに洗う、仕分ける
家でご飯を食べると出るものといえば汚れた食器。
シンクに山積みになっていると、どんどん面倒くさくなって後回しに。
次第に悪臭や汚れの原因にもなりますし、億劫になってお部屋になっていくというパターンも。
使った食器はすぐに洗うようにしましょう。
また、毎日必ず出るのが洗濯物。1ヶ所にまとめ(おすすめは浴室や洗濯機の近く)カゴで色物・白物と分けるようにしたり、すぐに洗濯できるようにしておくのもコツです。
③定期掃除を習慣にする
毎日掃除機をかけるのがもちろんいいのですが、仕事で忙しいとそれも難しいものです。少なくとも1週間に1回は掃除機をかける、ベッドシーツを洗濯するなど、無理なく週間化できるものから定期掃除をクセづけていきましょう。
どうしても片付けられない汚部屋はプロに任せるという選択肢も考えよう!
どうしても片付けられない!自分で片付ける量じゃない!
そんな方は、片付けのプロの業者に頼むという手段もあります。
費用はもちろんかかりますが、粗大ごみの処分まで担ってもらえることもあるため、大掛かりな掃除にはおすすめです。
プロなので、キレイにする時も専用の洗剤や用具をつかって、徹底的に掃除してくれます。
作業効率もよく確実にキレイにしてくれるので、挫折したことがある人は、業者に頼むというのも考えてみてはいかがでしょう。
部屋の片付けを業者に依頼すると費用はどのぐらい?
では、片付けを業者に頼むとどのぐらいかかるのでしょうか?
費用は家の大きさ、部屋の数、処分が必要なゴミの量によって変わってきます。
広くて量が多い部屋の掃除となると、作業人数も時間もかかり、費用も高くなっていきます。
一人暮らしの1R~1K程度なら、3万~8万円程度。2LDKになると10万円を超える費用になっていきます。
まとめ
部屋の片付けは大仕事ですが、キレイになった部屋を前にすると達成感がありますよね
まずは目に見えているゴミを拾うことからでも、十分部屋は片付けられていきます。
部屋が片付くと見た目だけでなく、経済的、精神的、身体的にとたくさんの見返りがあります。
ぜひコツをつかんで活かし、部屋をキレイにしていきましょう!
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