化粧水はスキンケアの基本。でも付け方を間違うと逆効果
スキンケアで最初に付ける化粧水。
みなさんは正しい付け方ができていますか?
化粧水は肌を健康に保つのにとても重要なものなので、正しく使っていないと肌にダメージを与えてしまいます。
シミやくすみ、ニキビなどの肌トラブルに悩んでいる方。
もしかしたら、その肌トラブルの原因は化粧水の付け方かもしれません。
今回は化粧水の正しい付け方について、付けるタイミングや適量、注意すべきポイントなどをご紹介していきます。
これを機会に、正しいスキンケア方法を身に着けましょう!
そもそも化粧水を付ける目的って?
スキンケアの基本である化粧水。
化粧水を付ける主な目的は「お肌の水分補給」です。
肌には紫外線などの刺激化から身体を守る機能があります。
また、ターンオーバーという新陳代謝のサイクルを繰り返し、新しい皮膚と古い皮膚の交換を行うことで健康な肌を守っています。
しかし肌が乾燥してしまうと、紫外線をブロックする機能が低下したり、ターンオーバーが乱れて新陳代謝が不十分になったりしてしまいます。
それによって肌への色素沈着が進み、シミやくすみの原因となってしまうのです。
さらに、肌の水分不足によるシワや様々な肌トラブルの原因にもなります。
このような事態になるのを防ぐため、肌の水分補給手段として化粧水が重要になってくるのです。
逆に言えば、化粧水を付けることによってシミ、くすみ、シワなどの肌トラブルを予防できるわけですね♪
間違えると逆効果!化粧水の正しい付け方
化粧水が肌トラブルを防ぐために重要だと言っても、正しい付け方をしなければ逆効果になってしまいます。
なので、化粧水は正しく付けることが大切です。
ここでは化粧水の正しい付け方をご紹介していきます。
化粧水を付けるタイミング
化粧水を正しく使う上でポイントになるのが、化粧水を付けるタイミング。
ベストなタイミングは「洗顔後なるべくすぐ」。
洗顔後すぐのタイミングが化粧水が肌に最も浸透しやすく、保湿効果や肌を整える効果が発揮されるのです。
しかし洗顔後は時間が経てば経つほど化粧水が肌に浸透しにくくなり、効果も減少していきます。
なので、洗顔をしたらすぐに化粧水を付けるように心がけましょう。
化粧水の適量はどのくらい?
化粧水を付ける時に悩むのが、
「適量っていったいどのくらいなの?」
というところ。
化粧水のパッケージにはよく「500円玉1枚分」と書いてありますが、これはただの目安です。
化粧水の適量は人によって変わってきます。
例えば、乾燥肌の人が化粧水を大量に付けすぎると肌は全ての水分量を吸収することができず、逆に肌の負担になってしまいます。
では、自分に合った適量はどうやって分かるのでしょうか。
ポイントになるのが、「肌の温度」です。
化粧水を付けていくと、最初は体温と同じくらいだった肌の温度がだんだんと下がってきます。
肌の温度が下がってきたと感じた時が、化粧水が肌に浸透してきたサインです。
そして、それが自分にとっての化粧水の適量となります。
一度に大量の化粧水を付けるのではなく、数回に分けて少しずつ化粧水を付けると適量を見つけやすいですよ!!
化粧水を付ける順番
化粧水を正しく付けるためには、正しい順番を知っておくことも大切です。
とても簡単なので、すぐに覚えられますよ♪
1.手のひらに化粧水を出し、両手全体に広げる
2.額、顎、頬など顔の広い部分に、優しく押さえるように付ける。
一箇所を手で押さえたら3秒数え、別の箇所に変えてゆっくりと付けていく。
*顔の中心から外側に押さえていくのがポイント。
3.指先に残った化粧水で目の周りや口の周りなど細かい部分を優しく押さえるようにする。
*これらの部分は皮膚が薄くデリケートなので、こすったり伸ばしたりしないようにします。
4.顔についた化粧水が乾く前に、繰り返し手に頬が吸い付くくらいしっとりするまで化粧水を付ける。
*一般的に化粧水を付ける回数は脂性肌・普通肌で4~6回、乾燥肌・混合肌で6~8回が目安です。
手vs.コットン-どっちで付ける?
化粧水を付けるには、主に手でつける方法とコットンで付ける方法がありますが、どちらのやり方が良いのでしょうか?
手で付ける方法とコットンで付ける方法それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。
手でつけるメリット
手で付けるメリットは以下のようなものがあります。
・肌への刺激が少ない
手で化粧水をつけると、コットンを使うよりも肌への刺激を抑えることができます。
なので敏感肌の人は手で付ける方法がおすすめです。
・細部にまで付けられる
手を使うと、鼻の下や眉間など、コットンが当たりにくい細かい部分にまで化粧水を付けることができます。
・しっとり感を実感しやすい
手を直接肌に当てることで、肌のしっとり具合を直接感じることができます。
自分の適量も見つけやすそうですね。
肌ののもっちり感やしっとり感がわかると、化粧水を付けるのが楽しくなりますよね!
手でつけるデメリット
手でつけるデメリットには以下のようなものが挙げられます。
・化粧水を使いすぎる場合がある
手で化粧水を付けると一部分が手に吸収されてしまうため、コットンよりも化粧水を使いすぎてしまう場合があります。
・手のひらからこぼれやすい
手のひらから化粧水が溢れたり、指の隙間から化粧水がこぼれてしまうことも…
・手に付いた細菌が肌に移ることもある
手はきれいに洗っても細菌がついていることがあるため、ニキビなどの原因となる細菌が肌に付いてしまう場合があります。
コットンで付けるメリット
続いて、コットンで付けるメリットです。
・清潔
手で付けた場合には手の細菌が肌に付いてしまう恐れもありますが、コットンならばその心配はありません。
・顔以外の部分にも使いまわせる
コットンに余っている化粧水を、ヒジやヒザなどの乾燥しやすい部分にも使いまわすことができます。
コットンで付けるデメリット
コットンで付けるデメリットには以下のようなものがあります。
・肌が荒れる
毛羽立ちしているコットンを使用したり、強い力で押さえたりすると肌に負担をかけてしまう恐れがあります。
・細かい部分に化粧水が届きにくい
コットンを使うと細かい部分にまで化粧水を付けることが難しく、ムラが出てしまう場合があります。
手とコットンだとどっちが良いの?
手とコットンどちらにもメリット・デメリットはありますが、手を使って化粧水を付ける方がおすすめです!
コットンは知らず知らずのうちに肌に傷をつけ、皮膚を保護するベールをなくしてしまうということがあるそう。
ニキビのある人や敏感肌の人にとっては、コットンが大きな負担になってしまいます。
なので、化粧水を付ける時は手のひら全体を使って優しく肌を押さえるようにすることがポイントです。
化粧水を付ける時の注意点
化粧水を正しく付けるためにも、注意しておきたいポイントが3つあります。
これらに注意しないと、せっかく付けた化粧水も台無しになってしまいますよ!
パッティングというと顔をパシパシ叩くことを思い浮かべる人もいると思いますが、強いパッティングは肌へのダメージを大きくしてしまします。
パッティングは顔を叩くのではなく、優しく手で押さえるというイメージで行いましょう。
パッティング後に顔が赤くなった方は要注意。
それは力が強すぎるサインですので、もう少し弱めに押さえるなど力を調整してみましょう。
化粧水を肌に浸透させるために肌をこする人がいますが、それはNG。
肌を傷つけてしまします。
化粧水は惜しげなくジャバジャバ使ったほうが肌が潤う!
なんて思っていませんか?
化粧水には肌の保湿効果があるからと言って、たくさん使えばいいというわけではありません。
確かに化粧水は少ないより多いほうが良いですが、量が多すぎると化粧水の成分が肌に残り、ダメージになる場合があります。
逆に少なすぎても手やコットンの刺激が大きくなり肌への刺激になります。
吸水性の高いコットンの場合、肌の水分を吸ってしまう場合もあります。
自分に合った化粧水の量を使うようにしましょうね!
まとめ
いかがでしたか?
化粧水の正しい付け方について、順番や注意点などをご紹介してきました。
化粧水は肌の保湿に高い効果を発揮しますが、正しい使い方をしなければ逆に肌の負担になり、逆効果になってしまいます。
化粧水を付ける順番や適量をしっかり守り、しっとりもっちりな肌を手に入れましょう!
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