女性に多い冷え性の悩み。冬はもちろんのこと、夏でも室内の冷房で寒さを感じて、カーディガンやストールなどを活用している人もいるのではないでしょうか?冷え性は、重い生理痛や代謝の低下などを招き、女性にとっては一大事です。
そんな冷え性を改善するにはお風呂を味方につけるのが一番!でもただ入浴するわけではないですよ。冷え性の解消やダイエットに効果的な入浴法があるんです。それが「333入浴法」です。今回は333入浴法の効果や、やり方について紹介します。正しい入浴法を実践して、冷え性を解消し、ダイエット効果を狙っていきましょう。
夏の悩み
冷え性の女性において、悩ましい季節は夏ではないでしょうか?外は暑くて汗をかくのに、室内に入ったとたん冷房がガンガンにきいていて、1日中冷えた環境で仕事をしなければならない苦痛…。主婦にとっても、スーパーに入った瞬間は涼しくても、生鮮売り場などはやはり寒く、ゆっくり品物選びなんてしている余裕もそのうちになくなってきますよね。
膝かけやカーディガンなどの羽織もので温めたとしても、体の芯は冷えたままなので、夏でも冷え性に悩む女性は多いのです。
外側からどれだけ衣類などでカバーしようと思っても限界があります。一時的には温まっているように思えますが、体の芯は冷えた状態なので根本的に冷え性を改善することはできません。
333入浴法の効果
芯から体を温めるにはお風呂に浸かるのが一番です。それもただ入浴するわけではなく、効果的な入浴法をしなければ表面だけを温める入浴になってしまいます。そこで、今回おすすめしたいのは「333入浴法」です。333入浴法を行うと、女性にうれしい冷え性の解消やダイエット効果が期待できます。
冷え性解消
普通の入浴法では、お風呂上りでも一瞬は温かく感じますが、すぐに冷えてしまいます。333入浴法は、とにかく汗をかく入浴法なので、お風呂から上がったあとも体はぽかぽかです。人によっては、お風呂上り1時間以上経っても体が温かく、冷え性の解消には効果的です。
ダイエット効果
333入浴法は1回入るだけで、約300カロリーも消費すると言われています。300カロリーを運動で消費しようと思うと、ジョギングなら30分、ウォーキングなら1時間する必要があります。たった1回の入浴で運動と同等のカロリーを消費できるので、ダイエット効果が高い入浴法です。
333入浴法のやり方・注意点
半身浴も冷え性に良いと言われますが、入っているうちに上半身が冷えてくるので、浴室の温度などにも注意が必要になります。333入浴法はそんな細かい室温調整も不要です。
<やり方>
41〜42℃のお湯に首までゆっくり3分間浸かります。3分経ったら、湯船から3分間あがります。この間に髪の毛を洗ったり、体を洗ったりすると良いでしょう。再び3分間首まで浸かり、3分間あがるという動きをあと2回繰り返します。
3分間入って出るという動きを3セット、計18分行うだけなので、面倒な手間や時間をかける必要はありません。
<注意点>
お湯の温度設定は半身浴よりは熱めに設定されています。体に負荷をかけることで効果を得られることができるので、ぬるめの温度設定や下半身だけ浸かっていても意味がありません。温度設定はやや高めにし、首までしっかり浸かるようにしましょう。ただし、333入浴法は体に負荷をかけるので、心臓に負担がかかります。高血圧や心臓に持病がある人は注意しましょう。
また、寝る直前に入ることはおすすめできません。交感神経が活発になり、寝付きにくくなります。寝る2時間前までには済ませるようにしましょう。2時間前でも十分体が温まっていることを実感できますよ。
お風呂あがりの水分補給も忘れないで下さいね。暑いからといって冷たい水を飲むのではなく、常温くらいの水を飲むようにしましょう。温まった体を冷たい水で冷やしてしまっては、せっかくの効果も台無しです。
いかがでしたか?夏でも冷え性に悩む人はぜひ試してみて下さいね!
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