食物繊維といえば、体に良いイメージが強いですね。
でも、摂り過ぎると健康にも美容にも逆効果だって知ってましたか!?
食物繊維=体に良い!が常識でしょ!?
野菜に多く含まれる食物繊維は、便秘解消や腸内の悪玉菌減少などに役立つ、大切な栄養素として知られています。
おなかの調子を整えてくれることから、特に女性は食物繊維をしっかり摂ろう!と、テレビの健康番組やCMなどでよく言われていますよね。
しかし!
実は食物繊維には、「摂り過ぎるとお腹の調子を乱す」という落とし穴があったのです!!
今回は、食物繊維を摂り過ぎると良くない理由と、上手な摂取方法を紹介します!
どうして!?食物繊維の摂り過ぎが良くないワケ
私たちが普段摂取している様々な栄養素には、ほとんどの場合メリットだけでなくデメリットがあります。
食物繊維も例外ではなく、
・胃で消化しにくい
・必要な成分まで体から排出してしまう
などのデメリットがあります。
食物繊維の適切な摂取量は、成人女性で17グラム、成人男性で19グラムとされていますが、この基準を大きく超えて摂取してしまうと、デメリットがメリットを打ち消してしまうんです。(イチゴ15個で食物繊維17グラムほどです)
食物繊維の摂り過ぎでどんな風に良くないかと言うと、
例1
↓
胃もたれが起こり、腸の吸収が悪くなる
↓
下痢が起こったりお腹が緩くなったりする!
例2
↓
便秘解消どころか、便秘が悪化する!
↓
ひどい便秘によってお肌に吹き出物ができることも!
などなど、このようなケースが挙げられます!
食物繊維を上手に摂るためには?
では、デメリットを少なくメリットを多く得るための、食物繊維の上手な摂り方を紹介しましょう!
消化しにくく胃に負担をかける食物繊維は、就寝を控えた夜ではなく、消化が活発になるお昼ごろに向けて、朝一番に摂取するのが好ましいです!
朝食にサラダをつけて代わりに夜ご飯のサラダを省くなど、野菜を食べる時間帯を調節してみましょう!
食物繊維は、野菜などの食べ物だけでなく、身近な飲み物にも含まれているんです!
たとえば、緑茶やプーアール茶は水溶性の食物繊維を豊富に含んでいます。
飲み物からなら、胃に負担をかけることなく、効率よく食物繊維を得ることができますよ!
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「食物繊維を17グラム摂ろう!」と思っても、実際食べ物で考えると、何をどれくらい食べればいいのかってよく分かりませんよね。
でも、2つのポイントを抑えていれば、少しくらい食べ過ぎてもデメリットを最小に抑えることができますよ!!
まとめ
食物繊維は、あくまで「大切な栄養素」であって、「健康の万能薬」ではないんですね。
野菜ばかり食べるのではなく、バランスの良い食生活が何より大事ということでしょう!