いつも意識もせずに行っている習慣が、思わぬ不調を招く可能性があることを知っていましたか?例えば足を組む習慣がある人は、姿勢が悪くなったり、肩こりや頭痛になりやすいんですよ。
人によって色々な習慣があるでしょうが、現代人はある習慣が原因で睡眠不足に陥っていると言われています。睡眠不足は体の不調を招くだけでなく、心にも影響を及ぼし、うつ病に発展することもあります。思い当たるふしもないのに、気づけばうつ病だったということは避けたいですよね。今回は、よくやっている習慣が睡眠に与える影響と、改善方法について紹介します。
睡眠の重要性について
あなたは快眠できていると思いますか?7時間はしっかり寝ているから大丈夫!と思っていても、途中で何度も目が覚めていたら十分に寝ていることにはなりません。おそらく、途中で何度も目覚める人は朝起きても疲れが残っているのではないでしょうか?快眠とは、眠気を感じてから寝つきが良く、朝までぐっすり眠れて翌朝も疲れていない状態を言います。
睡眠は体を休めるだけでなく、脳を休める時間でもあります。睡眠中、体はその日に傷んだ細胞の修復を行っています。「美肌は夜作られる」というのも、睡眠中に分泌される成長ホルモンによって肌の修復が行われているからなんですよ。また、脳が休まらないとストレスも解消できず、記憶の定着も行われません。一夜漬けの試験勉強が功を奏さなかったという経験がある方は、睡眠不足によるものだったのかもしれません。
睡眠は人間にとって重要な意味を持っていますが、睡眠時間が長ければ良いというわけでなく、質の良い睡眠をとれるかどうか大切です。
現代人にありがちな悪習慣とその原因
質の良い睡眠をするには、自律神経を整えることが必要だと言われています。自律神経は緊張状態のときに優位に働く「交感神経」と、リラックス状態で働く「副交感神経」の2つによってコントロールされています。
睡眠は副交感神経が優位になる必要がありますが、寝ようと思っても交感神経が優位に働いてなかなか眠れず、翌朝も疲れが残っている現代人が多いというのが実情です。自律神経の乱れで睡眠不足になると、知らないうちにうつ病になっていたということもあり得ます。
現代人にありがちな習慣が招く睡眠不足について紹介します。あなたにあてはまる習慣はありませんか?
寝る直前まで枕元にスマホを持ち込んでいませんか?部屋は暗くしていて、いつでも寝る準備は整っているのに、スマホのブルーライトによって脳が刺激を受けるために寝付くことができません。
明かりという繋がりで言えば、夜中に小腹がすいたなと思ってフラッとコンビニに行ったりしていませんか?これも、照明によって脳は昼間だと勘違いして、交感神経が優位に働くので止めましょう。
毎晩の晩酌を楽しんでいる人もいるかもしれません。一日の終わりに飲むお酒は最高においしく感じるので、決して悪いことではありません。飲んだらすぐに寝れると思っているかもしれませんが、過度の飲酒ですぐに寝付くことはできても睡眠が浅くなり、睡眠不足になります。
改善方法
質の良い睡眠をとるには、まずは上記で紹介した生活習慣を改めましょう。その他に、次のことを習慣として取り入れると良いですよ。
朝起きたら顔を洗って歯を磨いて…という一連の流れがあると思います、。寝るときも寝るまでの流れを体に定着させましょう。例えば体を適度に温めてから布団に入る、寝る前にホットミルクを飲むいったことです。
体は熱すぎても冷えすぎても寝付くことはできないので、寝る直前にお風呂に入る人はぬるめのお湯に浸かるようにします。牛乳には睡眠を促す物質が含まれているので、ホットミルクで飲むと体も温まってスムーズに入眠することができますよ。
照明や室温、湿度を変えてみましょう。お気に入りの香りを部屋に漂わせることも良いですね。使用する寝具や着ているパジャマを寝心地、着心地に良いものに変えるだけで気持ちも落ちついてきます。リラックスできる睡眠環境を作ることで、体は自然と休まり、寝やすくなるので自分に合ったものを試してみて下さいね。
現代人のあるある習慣が招く睡眠不足。知らないうちにうつ病なっていたということがないよう、質の良い睡眠を心がけて下さいね。
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