痛みが心配で脱毛できない人に痛みの理由と対処法を解説
エチケットや身だしなみなど美容目的だったり、日々のお手入れから解放されたいという思いから脱毛を考える人が多いです。
でも毛を抜くのだから痛いのではないのか、そう思って脱毛に踏み切れない方ってかなり多いようです。
そこで今回は、脱毛の痛みと対処法に焦点を当てています。
痛いのではないかという不安感から脱出して、あなたがキレイになるために脱毛できるように徹底解説していきます。
脱毛すると痛い理由を知っておきましょう
髪の毛やムダ毛をハサミで切っても痛みを感じないのは、体毛には神経が通っていないためです。
ではなぜ毛を抜くときには痛みを感じるのか、それは毛根の周囲に痛みを感じる神経（自由神経終末）が通っていて、ここを刺激することで痛みを感じるのです。
脱毛サロンでも医療脱毛でも種類の差はあるのですが脱毛器を使用します。
黒いメラニン色素に反応する光やレーザーを照射することで、毛根にダメージを与えたり破壊するのですが、この照射の際に神経を刺激するので痛みを感じてしまうのです。
脱毛の時に特に痛みを感じやすい部位はどこなのでしょう
脱毛部位によって痛みを感じやすい部位と感じにくい部位があります。
痛みを感じやすい部位は皮膚が柔らかくて薄く、繊細な場所です。
その繊細な部位を保護する目的から太い毛が密集して生えており、毛根も大きくて周囲にはたくさんの神経が通っています。
部位別でいうとワキやVIOがその代表例で、この部位の脱毛は肌負担も大きく特に痛みを感じやすいといわれます。
眉毛の下や鼻の下など顔の皮膚も薄くて繊細なため、顔脱毛の時にも痛みを感じやすいです。
逆に痛みを感じにくい部位としては背中が挙げられ、産毛など毛が細くて密集しておらず皮膚もあまり繊細ではないためです。
vio脱毛ってどのくらいの痛さを感じるものなのか
痛みの感じ方は人によってかなり違います。
同じ部位への照射でも人によっては全然平気ですし、人によっては耐えられないくらいと感じる方もおられます。
一般的には脱毛サロンで使用される光脱毛機の痛さを、ゴムをパチンとした程度の痛さと表現します。
これをVIOラインに照射するので人によっては耐えられないと感じるのかもしれません。
クリニックで用いられる脱毛器はレーザー脱毛で、光脱毛の3倍ほどの痛みだといわれています。
レーザー脱毛器には冷却装置が付いており痛みが緩和されるのですが、VIO脱毛の時には我慢できずに泣いてしまう人もいるようです。
vio脱毛の痛みを軽くする方法ってあるのでしょうか
VIO脱毛の際に痛みをできるだけ軽くするには
・体調不良時には脱毛を避ける
・生理の時は脱毛を避ける
・カフェインの摂取を控える
・保湿を心掛ける
といったことが挙げられます。
睡眠不足や体調が悪い時は神経が敏感になり、痛みを感じやすくなるのです。
生理の時やその前後も同様に、神経が敏感になって痛みを感じやすくなるのです。
コーヒー・日本茶の玉露・栄養ドリンクなどにたくさん含まれるカフェインも、神経を敏感にする働きがあるので痛みを感じやすくなってしまいます。
乾燥肌は肌のバリア機能が低下することで痛みを感じやすくなってしまいます。
日ごろから保湿クリームやボディローションのほかデリケートゾーン専用クリームを使ってしっかりと保湿しておきましょう。
光脱毛とレーザー脱毛の痛みを比べててみました
エステサロンなど脱毛サロンで使用される光脱毛と、医療機関で使用されるレーザー脱毛を痛さを比べてみました。
シミが消えるなど美肌効果もある光脱毛はフラッシュ脱毛ともよばれ、数種類の脱毛方式がありますが、基本的には同じで複数の波長を含んだ光を広範囲に照射します。
出力自体が小さいため毛根にはダメージを与える程度となりますが、その分痛みも少ないという特徴があります。
医療機関で使用するレーザー脱毛は、同じ波長の光を集めて照射するため1箇所に集中でき、また出力も大きいことから毛根（毛乳頭）を破壊することができます。
その反面痛みも強く感じてしまいますが、光脱毛と比べると脱毛完了までの施術回数や期間を短くすることができます。
医療脱毛ならば麻酔を使用することができます
医療脱毛は病院で行うことからドクターがおり、麻酔を使って脱毛を行うこともできます。
おもに使われる麻酔は麻酔クリーム（皮膚麻酔）と笑気麻酔（ガス麻酔）です。
麻酔クリームは施術の際に照射する範囲に塗っておくもので、塗布してから30分程度経過しないと麻酔の効果が現れません。
また麻酔の成分であるリドカインでアレルギー起こす方は使用できません。
笑気麻酔はガスを吸入することでお酒に酔ったような状態になり、不安感を拭い去ったり痛み自体も軽減できる効果があります。
以前は吸入時に酸欠になるなどの事故がありましたが、現在は吸入器の進化でそのようなことはなくなりました。
リゼクリニックでは麻酔クリーム・笑気麻酔ともに3240円で脱毛の際の痛みを軽減したり無痛での脱毛が可能になります。
脱毛の痛みは変わらない？回数を重ねるとマシになる？
脱毛の最初の1～2回目は痛いかもしれないけど、慣れてくればマシになるのではと思うものですが、脱毛サロンと医療脱毛では違いがあるようです。
脱毛サロンで使用する光脱毛ではあまり高出力での照射ができません。
何度か施術を行うことで毛が薄くなってくると、光脱毛では照射による反応も小さくなるので痛みも軽減されていきます。
医療脱毛ではレーザー脱毛を使用しますが、高出力での照射が可能です。
脱毛回数が進み毛が薄くなってくると、照射のパワーを上げないと薄くなった毛の脱毛ができません。
パワーを上げるためにあまり痛みが軽減しない可能性があるのです。
ただし回数を重ねることで慣れによって痛みを感じにくくなる人もおり、個人差が大きいようです。
クリニックで行われる針脱毛（ニードル脱毛・電気脱毛）は毛穴一つ一つに針を刺して電気を流して脱毛する方法で、1本ずつ施術をすることから回数を重ねても痛みが減少することはないようです。
脱毛の痛みに関する口コミをまとめてみました
脱毛時の痛みに関しては、さまざまな意見が投稿されています。
痛いと感じた口コミとあまり痛いとは思わなかった口コミを見てみましょう。
痛いと感じた口コミ
・痛いのを我慢するので毎回涙が出てくる
・初回の施術では痛すぎて気絶しそうになった
・ゴムでパチンではなく、針でチクっとされる感じ
・痛すぎて脱毛器のレベルを下げてもらった
あまり痛いと思わなかった口コミ
・太い毛の脱毛処理は一瞬チクっとするけど平気だった
・脇脱毛は全然痛いと感じなかった
・自分で毛抜きで処理するのと変わらない
・最初は痛かったけど、通っていると慣れて平気になる
やはり個人差が大きいようで、毎回涙が出てくる人から通っているうちに慣れて平気になる人までさまざまでし、針でチクっとされたように感じる人や、自己処理で毛抜きを使って抜くときと変わらないという人までいます。
痛みの感じ方は人それぞれですので、保湿を忘れない・体調不良の時は施術を受けないといった対処法を実践し、どうしても痛みを我慢できず無理だと感じればスタッフに申し出るようにしましょう。
痛みを感じやすい人の特徴をみてみましょう
脱毛の際に痛みを感じやすい人の特徴をみてみましょう。
敏感肌の人は痛みを感じやすいといわれています。
刺激に弱く、ワックスやハンドクリームでもかゆみやを感じる方は、脱毛器の光やレーザーを照射すると痛いと感じやすいようです。
毛深い人は照射時間が長くなることがあり、痛みを感じやすかったり皮膚が赤くなってしまうこともあるようです。
そして色黒の肌の方は、脱毛器の光やレーザーが肌のメラニン色素に反応することで痛みを感じやすくなります。
日焼けによってあまりに黒い場合などには、施術自体を断られることもあります。
どうしても脱毛の痛みに耐えられない時はどうすればいい？
どうしても脱毛の痛みに耐えられないことがありますが、そういった時にはどのように対処すればよいのでしょう。
一般的にいわれるのは、通っているうちに慣れるのである程度は我慢する。
ただし敏感肌の人は我慢しすぎて火傷することもあるので、まずはスタッフ（施術者）に相談してみましょう。
クリニックで受ける医療脱毛の場合には、麻酔が使えることがあります。
麻酔で施術部分をマヒさせる麻酔クリームと吸い込むことで痛みを軽減する笑気麻酔があります。
クリニックによってはアレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・メディオスターといった脱毛機器を複数配置している場合があります。
脱毛器の種類を変えることで痛みが軽減されることもありますので、スタッフに相談してみるとよいでしょう。
脱毛の痛みにロキソニンを使用しても大丈夫なのか
ロキソニンは頭痛や生理痛のほか。
歯痛や外科分野の骨折痛など幅広く使われる消炎鎮痛剤で、以前は処方薬でしたが2011年に一般用医薬品へのスイッチOTCとして認められドラッグストア等で購入できるようになりました。
クリニックによっては脱毛の痛みを抑えるために用いられることもあり、脱毛効果に特に変化もないので使用しても問題はありません。
なおロキソニンを服用する時には事前に脱毛クリニックの医師や看護師などスタッフに、使用の可否について聞いておきましょう。
なおVIOなどではあまりロキソニンの効果を感じられないこともあります。
脱毛の痛みを怖いと感じる人が行える対策について
どうしても痛いのは怖いからイヤだという人が、自身で行える対策をいくつか見てみます。
とにかく痛いのがイヤならば、医療脱毛ではなく脱毛サロンを選ぶべきでしょう。
光脱毛ならば出力も小さく痛みもかなり和らげることができます。
次にクリニックの場合ですが麻酔を使用することを検討します。
脱毛効果は低くなるのですが、脱毛器の出力を下げてもらえば痛みを和らげることができます。
脱毛の施術を受ける日は体調を整えて、コーヒーなどカフェインの摂取を控えます。
体調が悪かったりカフェインを摂取することで、敏感になり痛みを感じやすくなってしまいます。
最後にリラックスして施術を受けることです。
ストレスを感じた状態で施術を受けると神経が敏感になり痛みを感じやすくなります。
施術前に深呼吸をして落ち着いてから望むとずいぶん痛さもマシになるのです。
脱毛の痛みの理由と対処法のまとめ
脱毛するときには多少なりとも痛みを感じてしまいます。
毛根の近くに神経が通っており、脱毛の際にここを刺激するので痛みを感じてしまうのです。
特に太い毛が密集している部位は痛みが起こりやすくなっています。
体調不良の時や生理中やその前後には痛みを感じやすいので避けるとともに、施術を受ける部位の保湿を心掛けてカフェインの摂取を控えましょう。
そしてリラックスして施術を受けるようにすれば、ずいぶん痛みも軽減されるのです。
メンズ脱毛でも痛みを感じることってあるのでしょうか
脱毛に使用する脱毛器は女性用も男性用も同じです。
しかし、男性は女性に比べて体毛が濃くて密集しているので、痛みを感じやすくなっています。
脱毛器の光やレーザーは毛根の黒いメラニン色素に照射することで反応するのですが、女性より体毛が濃いので男性の方がより痛さを感じてしまうのです。
また顔の中でも鼻の下など皮膚が敏感な部分は痛さを感じやすく、髭は特に太くて濃くて硬いために脱毛時には痛さをより感じてしまうのです。
