脱毛前のシェービング|上手な自己処理法とは?剃毛サービスは減少傾向

脱毛前のシェービング|上手な自己処理法とは?剃毛サービスは減少傾向

脱毛前のシェービングサービスは減少傾向!自己処理が基本

経験がない方は勘違いしているかもしれませんが、脱毛サロンに行くからといって事前のお手入れが不要というわけではありません。
もちろん施術前にシェービングサービスをおこなっている脱毛サロンもありますが、最近ではそうしたサロンは少なくなってきています。
手入れがしやすい箇所は当然として、剃りづらい場所も自分で処理してからお店に行くのが基本となっています。
剃り残しがあると、最悪の場合せっかくお店に行っても施術を受けられずに家に帰る事になりかねません。
このページでは脱毛前の自己処理について徹底解説していきますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

 

大手サロンではシェービングサービスをやらなくなってきている

大手サロンでの事前処理の扱いと、シェービングサービスについてまとめました。

 

・キレイモ-キレイモでは施術の1~2日前の自己処理が求められています。
ただし、剃り残しがあった時には、シェービングサービスをおこなっています。
この時、回数パックプランを契約している場合はシェービングサービスが無料になりますが、月額制プランを利用している場合は有料となります。

 

・ミュゼ-ミュゼは「当サロンではシェービングのサービスは行っていません。
お手入れの前日または当日にご自身でシェービングをお願いいたします」と公式サイトで明言しています。
とはいえ実際には、多少剃り残しがあった場合はシェービングをおこなってくれています。
しかし剃り残しが多すぎる場合や、自己処理の跡が見られない場合などでは施術を断られるケースもあります。

 

・銀座カラー-銀座カラーでは自己処理が基本で、シェービングサービスはやっていません。
剃り残しがあると、その場所だけ避けて施術がおこなわれてしまいます。

 

・シースリー-シースリーでも自己処理が基本で、剃り残しがあるとそこだけ残して施術がおこなわれるか施術自体を断られてしまいます。
しかし背中などの手の届かない箇所に関しては、スタッフが無料でシェービングをしてくれます。

 

・ディオーネ-デイオーネでも事前処理が求められます。
デイオーネは、フランチャイズという脱毛サロンとしては少し特殊な形態で運営されています。
そのため店舗のオーナーごとに方針が異なり、シェービングサービスへの対応も変わってきます。
多くの店舗では、剃り残しがあった場合は無料でシェービングをおこなってくれるようです。
しかし店によっては有料の場合や施術が断られるケースもありえます。

 

・リゼクリニック-リゼクリニックでも自己処理が基本ですが、背中などの剃り残しはスタッフが無料でシェービングしてくれます。

 

・アリシアクリニック-アリシアクリニックでも自己処理が必要になりますが、手の届きにくい箇所については無料のシェービングサービスがあります。
しかし剃り残しが多い場合などは剃毛料金を取られます。
また事前に予約をしておけば、自己処理をしなくても有料でシェービングをやってもらえます。

 

 

 

脱毛前のシェービングは前日までに電気シェーバーでやる!

脱毛をおこなう場合、施術日の前日かその前の日に自己処理をおこなってください。
施術をおこなう当日にシェービングをおこなうのは避けたほうが無難です。
当日の処理が望ましくない理由については後述します。
脱毛前の自己処理をおこなう場合、電動カミソリを使うのがおすすめです。
普通のカミソリや毛抜での処理がおすすめできない理由については後述します。
自己処理の手順としては、まず長い毛をハサミで切っていきます。
毛が長いままだと、うまく電気シェーバーでカットできません。
ギリギリまで短くしなくても、5ミリ程度の長さまでカットすれば、後は電気シェーバーで処理することが可能です。
電気シェーバーを使う時には、力を入れすぎないよう注意してください。
電気シェーバーは、軽く肌に当てるだけで毛を切れるようにできています。
余計な力を入れると、お肌を傷つけてしまう危険性があります。
また、電気シェーバーは毛の流れに合わせて動かすのが基本です。
ただし、製品によっては逆剃りを推奨している事もありますので、説明書を調べてみてください。
他に、完全に綺麗にしようとして、何度も同じ場所に電気シェーバーを当てるのは避けましょう。
同じ箇所に何度も電気シェーバーが当たると、肌への負担が大きくなってしまいます。

 

 

処理後の毛はツルツルが理想?ミリ単位で残しても良い?

自己処理をしろといっても、どの程度までやればいいのか、と戸惑っている人もいるかもしれません。
結論としては、普通に電気シェーバーを当てて残っている分くらいなら問題ありません。
通常、1~2ミリくらいの長さが残るはずです。
これ以上ツルツルにしようとすると、電気シェーバーでは難しく、カミソリを使わなくてはいけなくなります。
次の項で述べるように、カミソリでの自己処理は推奨できませんので、1~2ミリ毛が残っていても気にしないようにしましょう。
逆に、3ミリ以上の長さの毛が残っていると、サロンで剃り残しがあると判定される可能性が出てきます。

 

 

カミソリや毛抜きでの処理がダメな理由とは?

自己処理の時にカミソリを使うと、お肌に傷がついてしまう事があります。
肉眼では確認できませんが、カミソリで毛を切ると、同時に肌も少し剃られてしまっています。
傷ができている肌に脱毛施術で光を当てると、傷の部分が痛くなったり、腫れたりと余計なトラブルが起きかねません。
ですから、脱毛前に自己処理をする時にはカミソリは使わない方が無難です。
じっさいに多くの脱毛サロンでは、電気シェーバーの使用が勧められています。
ただし例外として、サロン推奨カミソリがある場合は、安全性が確かめられていますので、そちらを利用しても大丈夫です。
毛抜きがダメな理由はカミソリとは違います。
そもそも現在主流の光脱毛は、光をメラニン色素に当てることで脱毛をおこなっています。
もしも毛抜きで、毛根から毛を抜いてしまったとしたら、光が当たる黒い部分が無くなり、光脱毛が効果を発揮しなくなってしまいます。
ですから脱毛をやっている期間は、毛抜きの使用は禁止です。
もちろんワックスや脱毛テープを使って毛を抜くのも厳禁です。

 

 

お風呂での処理はNG?当日に処理しちゃいけない理由は?

毛の処理をどこでやるかといえば、風呂場と答える人が大多数です。
お風呂で処理すれば、毛の始末も簡単ですし、そのまま体を洗ってサッパリすることもできます。
しかし実はお風呂での処理は避けたほうが良いのです。
なぜならば湿度が高くジメジメしやすい風呂場は、雑菌が繁殖しやすく衛生面での問題が起きやすい場所だからです。
タイルの目地などにカビが生えているのを見たことがある人は多いでしょう。
自己処理後はどうしても、多少は肌にダメージがありますから、雑菌によるトラブルを受けやすくなってしまいます。
そのため自己処理をするなら風呂場ではなく、脱衣場や自室などにシートを敷いておこなうのが良いでしょう。
タイミングも入浴前ではなく、お風呂に入ったあとの方が肌が柔らかくなっていて処理に適しています。
とはいえ入浴後すぐは肌が柔らかくなりすぎていて、シェービング時に肌も一緒に削られてしまう恐れがありますので、15~30分程度は間をおいてからのほうが無難でしょう。
自己処理をおこなう日は施術日から1~2日くらい前で、当日に処理するのは推奨されません。
なぜならば、シェービングをすると、どうしても多少はお肌にダメージが与えられてしまうからです。
肌が荒れていると脱毛施術で問題が起きやすくなりますし、あまりに状態が悪ければ施術を断られることもありえます。
そういったわけで、処理をしてから少しお肌を休ませて回復させる時間を取った方が良いのです。
逆に施術日よりあまり早く処理をしてしまうと、施術日までに毛が延びてしまう可能性がありますので、1~2日前がベストとなっています。

 

 

 

シェービングしづらい場所をうまく処理する方法

背中を自己処理するには?

直接見ることができない背中は、最も自己処理が難しい箇所です。
もしも家族などに頼むことができるなら、他の人にお願いしたほうが無難です。
自分ひとりで処理しなければいけない場合は、まず鏡2つと柄の長い電気シェーバーを用意しましょう。
鏡は背中全体が映るような大きなものと、手で持てるくらいの小さな鏡があると使いやすいです。
処理を始める前に、お風呂に入るかホットタオルを背中に当てるなどして、肌を柔らかくしておきます。
次に大きな鏡を背中の方にセットし、手に持った小さい鏡で背中を見られるようにします。
シェービングクリームが必要な電気シェーバーの場合は、シェービング剤をたっぷりと背中につけましょう。
後は鏡を見ながら、電気シェーバーを動かしていくだけです。
電気シェーバーは毛の流れにそって軽く当てていきましょう。
カットが終わったら、冷やしたタオル当てるなどしてお肌を引き締めます。
最後に保湿処理をおこなって終了となります。

 

 

うなじを自己処理するには?

うなじの処理を行う場合、まずピンやゴムでしっかりと髪をアップに束ねてください。
次に背中と同じように、肌を温め、カットしやすく肌に負担がかかりにく状態を作ります。
うなじも、鏡一枚では良く見れませんので、三面鏡などがあると便利です。
なければ背中と同じように、大小2枚の鏡を使って確認することになります。
うなじの確認が出来たら、上から下に向かって電気シェーバーを動かしムダ毛をカットしていきます。
カット後に、冷却処理や保湿処理をしたほうが良いのも背中の場合と同じです。

 

 

VIOラインを自己処理するには?

VIOラインの自己処理は難しく、また細心の注意を払う必要があります。
Vラインについては、見ながらカットできるので比較的簡単だと言えます。
最初にハサミで長い毛をカットし、次に電気シェーバーを使って処理していきます。
VIOライン共通で、使う電気シェーバーは刃が直接当たらないようガードの付いたI字型のものを使用してください。
VIOラインの処理は細かい操作が必要になりますので、専用のものを用意しないと事故が起きやすくなってしまいます。
Vラインの処理する場合、どのような形にするかが重要になってくるでしょう。
水性のペンで仕上がりの形をマーキングしてから処理をおこなうと、理想的な形が作りやすくなります。
光脱毛は毛を剃った部分に効果を発揮しますので、剃り残して置いた部分は、そのままの形で残すことができます。
また全体的に毛を薄くしたい場合は、脱毛初期にはVラインの毛をすべてカットしてしまうという方法もあります。
発毛周期の関係から、1回の施術では完全な脱毛はできませんので、最初の1回分は毛を全部カットしたとしても、ハイジニーナになってしまうことはありません。
Iラインの処理は特に注意が必要です。
処理する時の姿勢は、股の前に鏡を置いて座るか、片足を椅子に乗せてIラインを直接覗き込む体勢のどちらかが良いでしょう。
鏡を見ながらのカットは、慣れるまでは難しいので椅子を使った方法がおすすめです。
ただしこれは疲れる体勢ですので、ふらついたりしてしまった時はすぐに休憩するようにしてください。
後は他の部位の処理と変わりません。
ハサミで長い毛をカットし、毛の流れにそって電気シェーバーを当てていきます。
軽く皮膚を掴んで引っ張ってやると、毛を剃りやすくなります。
また粘膜の部分はデリケートなので、そのあたりは無理して処理しないほうが安全かもしれません。
Oラインを処理する場合は、鏡を下に置き、その上にまたがるような姿勢でおこないます。
その後電気シェーバーでムダ毛を剃っていきます。
VIOラインの処理後も、冷却処理と保湿処理は忘れないようにしてください。

 

 

 

脱毛前のシェービングは全部自分でしなきゃダメなの?:まとめ

昔は脱毛施術前に、シェービングサービスをしてくれるのが普通でした。
しかし脱毛施術を受ける人が増えてきため、シェービングまでする時間が無くなり、現在では施術前に自己処理していくのが常識となっています。
自己処理をおこなう場合、肌を傷つけないよう電気シェーバーを使うのが基本です。
また、処理は施術日の1~2日前におこなうのが適当とされています。
自己処理は完璧ではなくても、多少の剃り残しならサロンのスタッフがシェービングしてくれるのが一般的ですので、そこまで神経質になる事はないでしょう。

脱毛前のシェービング|上手な自己処理法とは?剃毛サービスは減少傾向関連ページ