脱毛にはリスクも!?リスク対策と安心サロン・クリニックの選び方
脱毛を始める前にしっかりリスクを知っておきべき!
脱毛にはリスクがあるって知ってますか?脱毛に伴う副作用のことで、身体にもともと生えている毛を取り除くことによってリスクが生じる可能性があるのです。
脱毛して症状がでてから、知らなかったとならないためにも、考えられるリスクやそのリスクに対する対処法、リスクがあっても安心して通えるサロンや、少しでも脱毛リスクの発生率を下げるためにできることなどについて詳しく解説していきます。
脱毛サロン・クリニックの脱毛のリスクを徹底解説!
脱毛サロンや医療脱毛クリニックでの脱毛を検討しているなら、脱毛で生じるリスクを知っておく必要があります。
ここからは、敏感肌の方がなりやすい肌荒れから、意外と知られていない多毛化のことなど、脱毛することで起こる可能性のある症状やその原因・対策について詳しく解説していきます。
火傷・肌荒れ:肌に赤みがかったりヒリヒリする?!
脱毛で火傷をすると、肌があかみがかったり、水ぶくれができたりします。
火傷したことに気づかずに時間が経ってしまうと、色が変わったりかさぶたになってしまうこともあるようです。
脱毛で火傷が起こる原因は脱毛に使われる熱にあります。
脱毛サロンの光脱毛も医療クリニックのレーザー脱毛も熱を利用して脱毛を行います。
なので、どの方法で脱毛しても火傷をする可能性はあるのです。
火傷してしまった場合の対処法は、まず脱毛したサロン・クリニックに相談することです。
脱毛サロンは医療機関ではないので、診察・診療を受けることはできませんが、なかには医療機関と提携していて医療機関を紹介してくれるサロンなどもあるので、まずは相談してみましょう。
クリニックは医療機関なので、火傷や肌トラブルが起こった場合は診察・治療を受けることができます。
硬毛化:脱毛しているのに毛が濃くなる?!
硬毛化とは、脱毛しているのに毛が濃くなってしまう現象が起こることです。
硬毛化の症状は、脱毛サロンの光脱毛や医療クリニックのレーザー脱毛を行っているのに、毛が次第に太く目立つようになってしまう症状です。
硬毛化が起こりやすいのはフェイスライン、肩甲骨周りなどの上背部、二の腕などと言われています。
もともと軟毛の部位に起こりやすく、逆に脇やVIOのようにしっかりとした体毛の部位ではほとんど硬毛化しないようです。
硬毛化の原因はまだ科学的に立証されていませんが、原因として考えられるのは以下の3点だといわれています。
- 光やレーザーの波長の問題
- 光やレーザーのエネルギーの弱さ
- 皮膚の冷却方法
硬毛化が起こってしまった場合の対処法は、硬毛化した毛に脱毛効果が確認できている「ニードル脱毛」や「蓄熱式脱毛」に変更することです。
ニードル脱毛とは、毛穴1つ1つに絶縁針を入れ電気を流して、毛を生やす細胞を破壊する脱毛方法です。
蓄熱式脱毛とは、従来の1ショットごとに当てる方式ではなく、レーザーを断続的に一定エリアで均一に動かしながら照射し、毛包部を段階的に加熱し、徐々に毛根周囲に熱を貯めることで、じわじわとダメージを与える脱毛方法です。
どちらの脱毛も硬毛化した毛に対する脱毛効果が確認されています。
多毛化:脱毛箇所の毛が増えてる気がする?!
多毛化とは、脱毛を行った部位の毛が、脱毛を行う前よりも増える、または増えたように感じる現象です。
産毛が硬毛化して目立つようになったのを多毛化したと感じる場合もあります。
多毛化の原因も科学的に解明されていませんが、弱い熱量が毛の細胞を活性化させる場合があり、これが原因ではないかと考えられているようです。
多毛化が起こりやすい部位は、硬毛化が起こりやすい部位と同様で、産毛や細い毛が生えているところです。
多毛化の対処法は、硬毛化の対処法と同様で、熱量を変えた脱毛方法に変更するか電気ニードルに変更することです。
毛嚢炎:ニキビのようなポツポツができる?!
毛嚢炎(もうのうえん)とは、ニキビのようなブツブツができる肌トラブルのことです。
軽症であれば数日や数週間で自然に治る場合もありますが、痛みやかゆみを伴い、ブツブツが広範囲になってしまった場合は要注意です!そのまま放置してしまうと、跡が残ってしまうかもしれませんよ。
毛嚢炎ができてしまう原因は、脱毛による肌のバリア機能が弱り、細菌が入ってしまうことです。
毛嚢炎ができやすいのは、ムレやすく、毛に雑菌が付着しやすいところや雑菌が繁殖しやすいところです。
具体的な部位でいうと「VIO」「ワキ」「おでこ」「ふくらはぎ」「太もも」などです。
あと、オイリー肌の方は皮脂の分泌が活発なので、毛嚢炎ができやすいといわれています。
毛嚢炎が発症してしまった場合の対処法は、とにかく患部を清潔に保ち、しっかりとしたケアと保湿を欠かさないことです。
具体的な対策は以下の5点です。
- 患部はできるだけ触らない
- 洗う際も優しく洗う
- 汗を体に溜め込まない
- 患部に付着する部分の衣服はこまめに着替える
ただし、症状が悪化してしまいそうな場合は、医師の診察を受けましょう。
脱毛クリニックで脱毛している場合は、診察・診療を受け、治療薬を無料で処方してもらえることもあるようです。
汗が増えたと感じる:ワキ脱毛後に汗が気になるようになった?!
「ワキ脱毛をすると多汗症になる」という噂がありますが、ワキ脱毛をしたからといって、汗が増える・多汗症になるということはないそうです。
この症状は実は錯覚なんです!
汗が増えたと感じる原因は、脱毛により汗を吸収してくれる毛がなくなったからです。
脱毛していない状態のワキなら、汗をかいてもワキ毛に多少吸収されていきますが、キレイに脱毛した状態のワキには、水分を吸収する「毛」がないので、脱毛前よりもはっきりと汗が流れていく感じがしてしまうんです。
つまり、汗自体が増えたわけではなく、汗を吸収する毛がなくなったことで、より汗が目立ってしまうというわけです。
ただし、脱毛したせいでワキ汗が増えたと思い込むことによってそれがストレスになり、多汗症を発症してしまうケースもあるそうなので、「汗が増えたわけではなく錯覚」だということをちゃんと理解しておくことが大切ですね。
錯覚とはいっても、ワキがびしょびしょに濡れていたら気になりますよね。
そんなときの対処法は、汗をこまめに拭き取り、皮膚表面を殺菌し、衣類の雑菌に注意することです。
万が一、脱毛後に多汗症になってしまった場合でも、多くの人は自然に症状が落ち着くそうなので、汗ワキパッドなどで対策をしながら様子をみてみましょう。
脱毛が決まったその日からしたほうがいいケア
いざ脱毛!申し込んだら、あるいは申し込んだ後は、以下のことに注意しましょう。
毛抜き・抜くタイプの脱毛機・脱色・ワックス・除毛クリームをやめる
脱毛する!ってなったら毛を正常に生やして、毛のメラニン、つまり脱毛の標的を作っていく方向にシフトしましょう。
例えば脱毛サロン・コロリーの場合、除毛クリームはお手入れ前後3日間はNGです。
それ以外は最低でもお手入れ日3週間前くらいからNGです。
お肌状態をアゲる
お肌があんまり乾燥しているとそもそも脱毛できない…どこのエステ・クリニックでも公式ページに書いてあります。
しかもガサガサお肌は前述の脱毛リスク(赤み、ヒリヒリなど)につながってしまうことも!
効果的な脱毛のため、健康的に潤っているお肌を常に目指しましょう!
日焼けケアは徹底!
とにかく紫外線対策は万全に!
脱毛前に余計なメラニンをつくらないことが重要です。
施術日前日のシェービング後の保湿※私見※
脱毛めぐってると、前日シェービング後の保湿については各社いろんな見解があっておもしろいですが、
「当日はお手入れまで何も塗ってはいけない」は、各社共通してます。
でもシェービング後ってお肌が荒れがち。乾燥すると照射後の赤みも出やすくなります。
だから私は脱毛お手入れ時いつも、普段から保湿に気をつける→前日シェービング後できるだけ無香料でシンプルな成分の保湿剤を塗る→当日そのままお手入れへという感じで挑んでいます。
心配な場合はサロンに直接聞いてみてね!
光脱毛と医療脱毛|リスクを考えるとどっち選ぶべき?
脱毛サロンの光脱毛は「出力(パワー)が低い=肌に優しい」というイメージがあり、医療脱毛は「出力(パワー)が高い=肌への負担が大きい」というイメージがあるかもしれません。
しかし、出力が高いから肌によくないというのは間違いなんです!
光脱毛は波長がいろいろ混じっているので、毛根以外への影響も強く、決して肌に優しいとはいえません。
それに比べて、医療レーザー脱毛は単一波長で皮膚を透過するので肌への影響はほとんどないといわれています。
それでもどちらの脱毛も毛根部に熱を加える点では同じなので、火傷や毛嚢炎などの合併症は一定の確率で発生してしまうのです。
どちらにもリスクがあるので、すべてのケアを同じところでできる医療脱毛クリニックのが安心と考える人も多いでしょう。
レーザー照射の強さは強ければいいというわけではない?
レーザーの出力レベルを高くすると毛根までレーザーが届きやすくなるので脱毛効果は実感しやすくなりますが、その分お肌にもダメージが加わり、火傷や腫れなどのトラブルを起こしてしまう可能性があります。
レーザー脱毛機の種類によってもどのくらいの出力を超えると火傷の可能性が高くなるかも違うので、出力は実際施術を受けながらスタッフの人と相談して、調節してもらうといいでしょう。
肌トラブルがあっても医師が常駐しているクリニックなら安心
医療機関で行う脱毛のメリットはなんといっても安心感です!万が一皮膚にトラブルが起きても、医師による診察やお薬などの処方が可能であれば、安心して脱毛に通えますよね。
しかも、ほとんどの医療脱毛クリニックでその際の診察料や薬代がかからないのも嬉しいポイントです。
脱毛施術後のお肌はどうしても敏感になりがちで、トラブルが起きやすいので、アフターフォローの部分は見ておいた方が間違いないでしょう。
肌トラブルが起きても安心!サロン・クリニックの選び方
リスクについて理解したところで気になるのが、リスクを踏まえた上でどこの脱毛サロン・クリニックで脱毛するかという点です。
脱毛をする時点で肌トラブルが起こる可能性はあるのですから、肌トラブルが起きても安心して通えるところを選びたいですよね。
安心して通える脱毛サロン・クリニックを選ぶときにチェックしたいポイントは以下の3点です。
まずカウンセリング時に脱毛のリスクをしっかり説明しているサロンはその後の肌トラブルが起きた場合の対処法などについても話してくれるため、不安を解消してから脱毛を受けることができます。
肌トラブルに対しての保証があるとより安心ですね。
特に、無料保証がしっかりしているところがいいでしょう。
有料の場合予想外の出費になって困ってしまいますからね。
安心して脱毛できるオススメ脱毛サロン・クリニックは?
ここからはトラブルに対する保証が充実していて、安心して脱毛できる脱毛サロン・クリニックをチェックしていきます。
キレイモ
安心の月額定額プランの全身脱毛が人気のキレイモ。
エステサロンなので医師や看護師は常駐していませんが、ドクターサポートというものがあります。
キレイモのドクターサポートは、サロンとクリニックが提携していて、万が一トラブルが起こってしまった際に、サロンからすぐにクリニックに連絡をしてくれます
自分で病院を探さなくていいのと、サロンから連絡済みなので、診察をスムーズに受けることができます。
診療費や薬代もかからないので安心して通えますね。
リゼクリニック
医師・看護師が常駐しているリゼクリニック。
医師と女性スタッフによるWカウンセリングを実施していて、医学的な説明からメンタル面のケアまでサポートしてくれるので医療脱毛ならではの安心感があります。
リゼクリニックでは、レーザー脱毛に伴うリスクを契約前にしっかり説明してくれる上に、万が一肌トラブルが起きた場合は完全無料保証で対応してくれます。
例えば、レーザー脱毛による硬毛・増毛化のトラブルが起きた場合、コース終了から1年間照射を無料保証するというシステムもあります。
アリシアクリニック
お得なキャンペーンがいっぱいの医療脱毛アリシアクリニック。
解約手数料や当日キャンセル代がかからないなど安心できるポイントが多い医療脱毛クリニックです。
アリシアクリニックでは、当日に限り、お肌の鎮静のための薬を無料で処方してくれます。
肌トラブルが心配な人は、無料カウンセリングでしっかり相談し、テスト照射も無料で受けられるので、自分の肌に合うかまずは試してみるのもよさそうですね。
脱毛トラブルの危険性を下げるために自分でできること
脱毛にリスクがあるのは仕方がないことですが、脱毛トラブルの危険性はできるだけ下げたいですよね。
トラブルを避けるために自分でできる対策について考えてみましょう。
脱毛サロンやクリニックでは、テスト照射を無料で受けられるところがあります。
自分の毛質・肌質・体質に合うかどうか、試してみてから契約することも大切です。
脱毛の直後は肌のバリア機能が低下しています
その状態で日焼けしてしまうと、紫外線の影響も受けやすいので、色素沈着も起きやすくなってしまいます。
さらに、肌が日焼けして色素沈着があると、次の施術が受けられない場合もあります。
脱毛中は、いつも異常に紫外線対策をしっかりしましょう。
肌はデリケートなので、ストレスやホルモンバランスの乱れなどの影響をダイレクトに受けてしまいます。
風邪をひいているときや薬を服用しているとき、生理前・生理中などは、予期せぬ肌トラブルが起こる可能性があるので、脱毛は避けた方がいいでしょう。
安心して脱毛に通うためにも体調管理は重要ですね。
脱毛にはリスクも!?リスク対策と安心サロン・クリニックの選び方:まとめ
脱毛のリスクへの不安は解消できましたか?
どんなリスクがあるかやその対処法がわかっていれば、安心して脱毛をスタートできます!
それでもリスクが心配な人は医師がすぐに対応してくれる医療クリニックでの脱毛がいいですよ。
リスクについてしっかり理解して、自分に合った脱毛を選んでくださいね。