アートネイチャーで増毛しても、時間が経つと毛は抜ける？

アートネイチャーで増毛してもずっと保つわけではない

アートネイチャーでの増毛を考えている方の中には、増毛後に増やした毛がそのまま定着するのか、それともいつか抜けてしまうのかと心配されている方もいるかもしれません。
結論から言うと、アートネイチャーで増毛を行っても、その後ずっと髪が生えている状態を保つことができるわけではありません。

そもそも、増毛というのは人工毛髪、あるいは自分以外の人毛を取り付けて髪をボリュームアップする方法であり、アートネイチャーでの増毛も例外ではありません。
そのため、アートネイチャーで増毛を行ったとしても、取り付けた髪が抜ける、あるいはずれることによりいずれは不自然な状態となってしまうのです。

自毛が抜けると増毛した毛も一緒に抜けてしまう？

アートネイチャーでの増毛法は、結着式という自身の髪に人工毛髪を結びつける技術を使っての増毛となっています。
そのため、自分の髪が抜けてしまうと、そこに結び付けられた人工毛髪も一緒に髪から抜けてしまうことになります。
また、髪が伸びた場合には人工毛を結びつけた位置がずれるため、抜けたり外れはしなくても不自然な形になってしまいます。

後で抜けてしまうとしても薄毛対策に増毛を選ぶメリットは？

術後に抜けてしまうというリスクがあるとしても、植毛や育毛ではなく薄毛対策に増毛を選ぶメリットはあるのでしょうか。
まず育毛と比べた場合ですが、育毛の最大の欠点は育毛剤などを使ったとしても効果が出る保証がないということです。
そのため、確実に髪の問題を解決するには増毛か植毛を選ぶ必要があります。
そして植毛と比べてのメリットですが、第一に料金が安く済むというものがあります。
自毛植毛の場合、2000本で60万円ほどが下限となっているのに比べ、増毛はそれよりも安く1500本で75000円ほどで髪を増やすことができます。
ただし、増毛の場合は時間が経つと髪が抜けてしまうため、長期的に考えた場合は植毛の方が安く済む場合もあります。
また、即効性の面でも植毛よりも増毛の方が優れています。
植毛が髪を植え付けそれが伸びるまで待つ必要があるのに比べて、増毛の場合は処置をしたその日に毛量を一気に増やすことができるという特徴があります。

アートネイチャーの増毛効果はどのくらい保つ？

増毛をしてもいずれ抜けてしまうということについては説明しましたが、それではアートネイチャーの増毛はどの程度の期間保つのでしょうか。
アートネイチャーの増毛法はいくつかに別れていますが、その中でも特に人気のあるのは、自毛に直接人工毛を結びつける形で増毛を行うマープ増毛法です。
そのマープ増毛法の場合、持続期間はおよそ1ヶ月ほどとなっており、その周期ごとにメンテナンスを行う必要があるようです。

アートネイチャーの増毛：料金はどのくらい掛かる？

アートネイチャーでの増毛について考える際、やはり気になるのはその料金でしょう。
実際のところ、アートネイチャーでは増毛の料金を公表していません。
これは個人の状態や希望の本数によって掛かる費用や料金が大きく異なってくるためのようです。
ですが大まかな相場としては、人工毛1本につき40円～100円ほどの値段が相場となっており、それに別途一本につき5円の取り付け料が発生するというシステムになっているようです。

増毛した髪の状態を保つにはメンテナンスが必要？気になるその料金は？

増毛後、髪が抜けたりずれたりして不自然な状態になるのを防ぐためには、定期的にメンテナンスを受ける必要があります。
メンテナンスの頻度としては1ヶ月に1回ほどとなっており、維持費については増毛サロンや個人の状態によっても違いますが、およそ一本につき10円～20円ほどが目安となっているようです。

アートネイチャーの増毛体験後：増やした髪はどれだけ保つ？

アートネイチャーでは、本格的な増毛を始める前の方に向けて増毛体験を実施しています。
体験には有料のものと無料のものがあり、10000円で1000本の髪を増やすことのできるコースと、無料で100本の髪を増毛できるコースがあります。
どちらも自毛に人工毛を直接結びつけるマープ増毛法での施術を受けることができる体験となっており、無料体験で増やした髪は通常の増毛と同じく1ヶ月ほどの持続期間となっているようです。

増毛の寿命を延ばすことはできる？

増毛を行った後、メンテナンスなしで自然な形を保つことができるのは1ヶ月ほどとなっていますが、できることならばもっと寿命を伸ばしてメンテナンスの回数を減らしたいと考える方もいるかもしれません。
ですが個人で増毛の寿命を伸ばすような方法は、現時点では見つかっていないというのが実際のところです。
これは髪が伸びることによりメンテナンスが必要となるため、そもそも髪が伸びるのを防ぐ以外に寿命を伸ばす方法がないという理由からです。
あるいは人工毛がずれた不自然な形でもいいなら多少はメンテナンスを遅らせることができるかもしれませんが、増毛を行う以上はやはり自然な頭髪の状態を保ちたい方が大半でしょうから、素直にメンテナンスに通うのがもっとも賢明な選択だと言えるでしょう。

アートネイチャーのウィッグはどの程度の期間使うことができる？

アートネイチャーでは、自毛に人工毛髪を結びつける増毛の他にもウィッグも取り扱っています。
それでは、ウィッグはどのくらいの期間使い続けることができるのでしょうか。
ウィッグの場合は増毛とは違い、髪が伸びることによりずれたり外れたりといった問題が起きることはないため、一ヶ月ごとにメンテナンスを行う必要などはありませんが、それでも時間の経過と共に人工毛の劣化により見た目が不自然なものとなっていきます。
劣化の具合は使用頻度などによっても変わってきますが、目安としては、およそ二年半から三年ほどで明確な外見の劣化が実感されるため、そのくらいを目安にウィッグを取り替える方が多いようです。

ウィッグを長持ちさせる方法はある？

髪が伸びるのが原因である増毛とは違い、ウィッグの場合は品質の劣化が寿命の主な原因であるため、やり方によっては寿命を長持ちさせることもできます。
まず、一つは自身で行うメンテナンスです。
ウィッグが絡まった時はブラッシングでほぐす、ワックスを付けた後はシャンプーを行うなど自分の髪と同じように丁寧に手入れをすることでウィッグの状態を改善し寿命を伸ばすことができます。
また、複数のウィッグを交互に使い、使っていない間のウィッグにメンテナンスを行うなどといった方法を用いることも、ウィッグを長持ちさせるためには効果的となっているようです。

自毛植毛の寿命は増毛よりも長い？

薄毛の治療法としては、増毛の他に植毛という方法もあります。
植毛は増毛のように人工毛を外から取り付けるのではなく、自身の髪を毛根から余っている部分から足りないところの頭皮へと移植する方法であり、移植が成功すればその後は植えた場所から髪が生えてくるようになるため、再びその部分がハゲてしまうようなことになるまではずっと髪が生えている状態を保つことができます。
そのため、自毛植毛は増毛と比べても非常に寿命の長い薄毛治療法となっています。

アートネイチャーで増毛しても、時間が経つと毛は抜ける？まとめ

アートネイチャーに限らず、増毛で増やした髪は時間が経ち髪が伸びるにつれて抜けていってしまうため、自然な状態を保つためには一ヶ月に一度ほどのメンテナンスが必要となっています。
自身で増毛の寿命を伸ばすのは不可能なため、毎月メンテナンスに足を運ぶのが負担な方、定期的にメンテナンスの費用を支払いたくない方は増毛より寿命の長いウィッグや植毛といった手段を検討してみるのもいいかもしれません。