増毛したい女性必見!増毛費用はいくらかかる?

高い?安い?女性増毛の種類と費用を解説

最近は「エクステ」を使う方法が特によく知られていますが、女性の増毛は何もこれだけではありません。エクステ、ウィッグ、カツラなどを使って物理的に増やす方法から育毛剤を使う方法までさまざまです。それぞれに特徴があり、目的に応じて最適な方法を選択することが必要なのですが、最適な方法=実際に選択する方法とは限りません。例えばカツラの場合は、2,000円くらいの手ごろなものから数十万円するものまであります。気軽にやり直し(買い直し)ができない状況も多々あるので、初めにしっかりと増毛方法選びのポイントを押さえておきましょう。

 

 

増毛する女性が増えている理由は?

薄毛といえば「男性型脱毛症(AGA)」というイメージを持っている人は多いでしょうが、これは文字通り男性特有の原因によって起こる薄毛のことです。男性と女性ではホルモンバランスが異なるなどの違いがあるため、基本的に女性は薄毛になりづらいです。「女性はハゲない」という認識が当たり前に浸透していることからも分かりますが、最近は女性の増毛希望者が非常に増えています。この理由として、単純に美に対する意識が高まり以前よりも薄毛が気になり始めるラインが下がったこともあるでしょう。「もっと美しくなりたい」という欲求をより多くの人が持つようになり、実際にその欲求を満たせているのであれば、むしろ生活が充実している表れと見ることもできます。しかし実際には女性の生活スタイルの変化やストレスの増加など深刻な原因が深く関係しています。女性の地位向上などを目的とした活動などによって女性の社会進出が活発になり、以前よりも格段に女性が活躍できる場は増えました。これに伴い、共働き家庭が増えたり、専業主“夫”という選択をする男性が増えたりするなどの変化が起こり、女性が抱えるストレスは格段に増加しています。過度なストレスやダイエットが原因となってホルモンバランスが崩れてしまい、本来よりも男性ホルモンが優位になることで起こる「女性男性型脱毛症(FAGA)」も薄毛を気にする女性が増えている原因の一つです。

 

どんな増毛方法があるの?種類と特徴を詳しく紹介

業界大手だけでもさまざまな増毛法の選択肢が展開されていますが、医療クリニックなどで行う分類においてレディース増毛の方法は、以下の3種類に分けることができます。それぞれオリジナルの施術を行うなど細かな部分で違いはありますが、基本はこれらの分類に該当するものがほとんどです。
・結毛式
自毛に数本の人口毛を結び付けて増やす増毛法で、レディースアデランス「ヘアアップα」やレディースアートネイチャー「ビューティーアップ」などがあります。自毛を利用するため薄毛の進行状況によっては難しい場合があったり、定期的なメンテナンスや抜け毛が進行しやすくなる可能性があるなどがデメリットといわれていますが、結び付けるだけなので簡単かつ自然な仕上がりで増毛できるメリットがあります。そのままの状態で運動、入浴、ヘアカット、パーマやカラーまで問題なくできる場合が多く、ストレスが少ない点も特徴です。
・編み込み式
自毛と特殊な3本の糸で編み込みを作り、そこへウィッグなどの毛髪製品を編み込んでいく増毛法です。スヴェンソンの独自技術で「スヴェンソン式増毛法」とも呼ばれます。自毛を生かして土台を作る必要があるため薄毛の状態によっては難しい場合があるほか、自王の伸びに合わせてメンテナンスが必要です。しかし、その間は基本的に24時間装着したままで生活することができます。運動、入浴やヘアカットなども問題ありません。
・全面接着式
極薄の特殊なシートに人口毛を植え付け、頭皮に張り付ける増毛法です。シートを張り付けるだけなので非常に簡単で施術時間が短く、物理的に強く引っ張るなどしなければ激しい運動も問題ありません。完全にはげた部分でも対応できる点は大きな特徴です。ただし接着剤と肌との相性によってはカブレるなどの問題や異物感などを感じる可能性があります。
ウィッグ、かつら、エクステ、増毛スプレー、増毛クリーム、増毛パウダーなどの増毛法から好みまたは状況に応じて最適なものを選択することになります。この判断は自己流でするよりも専門家に頼った方が間違いが少なく安心なので、まずは増毛エステサロンなどで無料カウンセリングを利用しましょう。

 

 

おすすめの増毛方法は?

実際にどの方法で増毛するべきなのかは、自毛の状態、ケアやメンテナンスに関するコストなどを鑑みて決めましょう。最近人気なのは結毛式増毛法ですが、これはそもそも自毛がないとできないうえに抜け毛が束になるので目立つなどの懸念材料もあります。前面接着式増毛法は自毛に関係なく選択できますが、頭皮への負担などピンポイントな要素で比較すると見劣りしてしまう部分があることも否めません。まずは一度無料お試し体験などで実際の商品とカウンセリングを受けて状態を確認し、自分に最も合った方法を選びましょう。

 

 

方法によって違う!女性増毛の料金相場

結毛式増毛法の相場

増毛範囲や本数などで料金は大きく変わりますが、おおむね10万円から費用が掛かると考えておくと良いでしょう。以下、費用の一例を紹介します。ただし、料金は利用者によって大幅に変動する可能性があるため、実際にどのくらいかかるのかは無料体験などでカウンセリングを受ける必要があります。
・レディースアデランス「ヘアアップα」
①エクステ料金:1,500本97,200~②取り付け料金:250本1,080円③メンテナンス料金(セット、カットなど)
・レディースアートネイチャー「ビューティーアップ」
①エクステ料金:1本30~60円(本数が多いほど割安になる)②メンテナンス料金:セット1本10~20円、カット2,000~3,000円

 

 

ウィッグ、カツラの相場

使用する人口毛の種類、量、品質、オーダーメイドかどうかなどによって料金が変わります。ファッション感覚で使用するような既製品ウィッグならば2,000円程度からありますが、個人の髪質やボリュームなどに合わせるオーダーメイドウィッグの場合は10万円~、医療用のウィッグやかつらになると30万円~と高額なものもあります。以下はその一例です。
・レディースアデランス「フォンテーヌイヴ」
①つむじ周りのウィッグ:183,600円~②医療用ウィッグ:既製品38,880~248,400円、OM品291,600~324,000円
・レディースアートネイチャー「パフィール」
①部分ウィッグ:200,000円~②フルウィッグ300,000円~
・スヴェンソン
①セミオーダーウィッグ(ショート):125,000~270,000円②セミオーダーウィッグ(ロング):250,000~360,000円③既製品:46,000~67,500円

 

 

増毛クリームの相場

毛量を物理的に増やす方法ではありませんが、ウィッグやエクステなどと比べて手軽にできる方法の1つが「増毛ヘアクリーム」です。いわば整髪料のようなもので、これを使用してヘアセットすることで髪をボリュームアップさせて薄毛を隠すことができます。通常の整髪料とほとんど変わらないものもありますが、増毛を目的としているものには繊維などが含まれていて、それが髪表面に付着することで増毛効果を発揮する仕組みです。また、最近はパウダーやスプレーを使った増毛商品の方が人気があるので、こちらも併せて検討すると良いでしょう。
・増毛クリーム
500~5,000円ほど
・増毛スプレー
1,000~12,000円ほど
・増毛パウダー
1,000~25,000円ほど

 

 

人気増毛サロンの相場

増毛スプレーやパウダーを利用する方法は手軽ですが、あくまでも一時的な凌ぎ方でしかありません。要するに見た目を色で誤魔化しているだけなのでシャンプーで落ちてしまいます。そこで、育毛シャンプーやトニックなどを使って根本的な部分の改善を目指す必要があるのですが、自分に最適な育毛方法を知るためには専門的なカウンセリングの利用が必要不可欠です。特に多くの人が選択する増毛方法たるゆえんが正にそこなんですが、おすすめはここまで度々登場した以下の3社です。
・アデランス
知名度は申し分なく、アートネイチャーと1、2位を争っている状態です。特徴は、施術のタイプが豊富にあるところです。エクステにしろウィッグにしろ、それぞれ異なる特徴を持つさまざまな商品の中から最適なものを選べます。
①へアップα:100,000円~+メンテナンス料②ウィッグ:40,000~300,000円ほど
・アートネイチャー
増毛方法の選択肢はアデランスに劣りますが、知名度の高さと明確な料金設定で多くの支持を集めています。全国各地に店舗があるので、転勤や引っ越しなどでも困らないところも魅力といえるでしょう。
①ビューティーアップ:100,000円~+メンテナンス料②ウィッグ:200,000~300,000円ほど
・スヴェンソン
独自の増毛法がありますが、基本的には男性向けの商品です。必然的に女性向けの商品はウィッグのみとなってしまうため選択肢が少ないですが、品質の高さは折り紙付きです。
①ウィッグ:46,000~360,000円ほど

 

 

増毛は維持するためのコストも必要

増毛費用を考えるうえで忘れてはならないものが、メンテナンス費用です。例えば今流行りのウィッグを使う「ヘアアップα」の場合は、自毛とともに抜け落ちてしまったエクステを補充するための費用が250本に付き1,080円かかります。補充するためのエクステも購入する必要がありますし、単に補充するだけでなく任意でカットやセットをお願いする場合は当然費用が掛かります。正確に金額は人それぞれで違いますが、目安としては一般的なヘアカットと同じく1万円程度です。自毛にエクステを結び付ける増毛方法の場合、自毛が伸びるにつれて装着位置がずれてくるので修正が必要です。カツラの場合も劣化に対するケアが必要ですし、最終的には買い替えも検討する必要もあるでしょう。増毛クリームやエステを利用する場合も継続的に費用が必要です。増毛を検討している女性の中には、ランニングコストのことを考えず初期費用だけに意識が向いてしまいがちですが、むしろ多くの費用が掛かる部分はメンテナンス費用だということをしっかりと意識しましょう。

 

増毛法ごとに掛かるメンテナンス費用の目安

・エクステ
状態にもよりますが、おおよそ1か月1~2万円ほどのメンテナンス費用が掛かると見越しておくと安心です。商品によっては普通の美容院などでヘアカット可能なものもありますが、それができない場合はカットおよびセット料金が別途かかる可能性もあります。
・ウィッグ
経年劣化などへの対処は、基本的に買い替えることになります。つまり、1万円のウィッグを使用していれば数か月~数年ごとに1万円がメンテナンス費用として必要になります。10万円のウィッグならば10万円、20万円なら20万円という具合です。
・育毛スカルプ
仮に1本2,000円の育毛シャンプーを使った場合、月に1本ほど使うとして年間2万円ちょっとのランニングコストがかかります。

 

 

 

1年間でどのくらいの増毛費用が必要?

前項でも触れた通り、1つの方法だけでケアしている場合は単純に単価×機会で計算することができます。もっともこれは目安でしかありませんが、多くの人は複数の方法を同時に実践しながら育毛および増毛を目指しているため、実際にどの程度ランニングコストがかかるのかは取り組もうと思っている方法を洗い出して計算しましょう。

 

費用を節約できる増毛方法のおすすめは?

育毛費用を節約したいのであれば、まずは最も効果的な方法を選択することが必要不可欠です。一時的な出費を抑えるために安価な増毛スプレーなどを選んだ場合、継続的にケアするためには相当なコストが掛かってしまいます。これは単にスプレーを買うお金がかかるという意味もありますが、毎日スプレーで気になる部分をフォローする手間と時間が問題です。基本的にこれは一時的に気になる部分を隠すことが目的の方法であり、継続的なケアを目的としているものではありません。この場合はエクステ、ウィッグやカツラなどを使って恒常的にケアができる状態にした方がコスト面で節約できる可能性に期待できます。

 

初期費用だけでなくランニングコストも大切

ウィッグやカツラは、初期費用として数十万円必要になる可能性があるため、人によっては「まずは安くて簡単な方法から…」と考えることもあるでしょう。しかし、スプレーやパウダーなどは基本的に一時しのぎとして用いるものであり、これだけで長期間の薄毛ケアは困難です。目的と適切な方法を知るためにも、まずは一度増毛クリニックでカウンセリングを受けてみましょう。

当サイト人気の増毛・植毛コンテンツ

増毛したい女性必見!増毛費用はいくらかかる?関連ページ