根元に結びつける増毛、伸びた場合はどうなる?

髪の根元に結びつけるタイプの増毛ってどんなもの?

アデランスやスヴェンソンなどの増毛サロンが実施している、髪の根元に人工毛を結びつけるタイプの増毛について耳にした事がある方もいるでしょう。
しかし、髪の根元に人工毛を結びつけるとだけ言われても、実際にそれがどういったものなのか具体的に想像するのは難しいと思われる方もいるかもしれません。

 

そこで、この記事では髪の根元に結びつけるタイプの増毛の施術方法や特徴、毛が伸びてきた時にどうなるのかなど詳しい情報について解説していきたいと思います。
増毛に興味があり、詳しい事情が気になるという方は是非目を通していってください。

 

 

根元に結ぶタイプの増毛の利点と欠点とは?

髪の根元に人工毛を結びつけるタイプの増毛とは、文字通り自身の髪の根本に増毛サロンで用意された人工毛材を結びつける技術により髪のボリュームアップを行い薄毛を改善する増毛法になっています。薄毛対策としては他にもカツラやウィッグ、エクステなどがありますが、それらと比べた場合、根元に結びつけるタイプの増毛法にはメリットとデメリットがあります。まず、メリットとしてはカツラやウィッグなどと違い一度取り付けた後は毎日着脱を行う必要はないということです。入浴やシャンプーの際も取り外しを行わなくて良いため、より自身の髪に近い感覚で日常生活を行うことができます。また、利用中は外れてしまう心配などもないため、常に頭部に注意を払う必要もありません。反対にデメリットとしては、自分の毛がないと増毛を行うことができないというものがあります。先程も説明したように、根元に結びつける増毛は、元々生えている自分の毛に結びつける形で増毛を行うため、そもそもまったく毛がなくなっている部分には増毛を行うことができません。また定期的にメンテナンスが必要でありその分の費用がかかること、そしてそのメンテナンスは自分では行えないため専門のサロンに通う必要があるというデメリットもあります。そして、根元に結びつけるタイプの増毛は、植毛や育毛などとは違いあくまで外見的な髪の量をカバーしているだけであり、薄毛自体の進行を防ぐなどの治療にはつながらないという点も留意しておくべきでしょう。

 

結びつけた人工毛は、自毛が伸びるにつれ変形していく?

根元に人工毛を結びつけるタイプの増毛の問題点として、髪が伸びるにつれてメンテナンスが必要であるというものがあります。その原因としては、施術の際に結びつけた人工毛の位置が髪が伸びるに連れて根元から上にずれていってしまうということがあげられます。結びつけた人工毛の位置がずれると、増毛部分全体が浮き上がるような形になり不自然な状態となってしまうため、それを修正するために定期的なメンテナンスが必要となっているのです。

 

増毛後、髪が伸びた場合はどんなメンテナンスを行う?

根元に人工毛を結びつける増毛を行った後、毛髪が伸びてきてしまった場合のメンテナンス方としては、まず結びつけた人工毛を下にずらす、あるいは結び直すというものがあります。髪が伸びることにより生じる問題は、増毛部位が上にずれていき髪の形状が崩れてしまうというものであるため、ずれた位置を元の根元に直すことでヘアスタイルを自然なものに戻すことができます。また自毛が伸びるにつれて、人工毛のずれ以外にも髪型に変化が出てきた場合は美容室や床屋のように自毛と人工毛へのカットを行うこともあります。そしてメンテナンスを繰り返す内に人工毛が劣化していった場合などは、人工毛を取り替えて付け直すことになります。

 

根元に結びつける増毛は周りからバレない?

増毛を行おうとした場合、周りから増毛を行ったことがバレるかどうかというのは気になる部分だと思います。では、髪の根元に人工毛を結びつけるタイプの増毛を行った場合、周りからバレてしまうことはあるのでしょうか。まず根元に結びつける増毛は、比較的周囲からはバレにくい増毛法となっています。増毛の際には顧客の髪にあった人工毛を自然な形で取り付けるため、仕上がりの形は自然なものとなることが多く、外見から増毛がバレてしまうということは少ないようです。また、カツラなどと違い、日常生活の中でずれたり外れたりする心配はないため、立ち居振る舞いなどからも薄毛を隠していると気付かれる可能性は低いです。ただし、もちろん根元に結びつけるタイプの増毛も、絶対にバレないというわけではありません。見た目としては自然なものであっても、いきなり髪が大量に増えるということは普通に考えてありえないため、一度に大量の増毛を行った場合などは周囲からは増毛をしたことがバレてしまうでしょう。その場合の対策としては、一気に増毛を済ませるのではなく徐々に髪を増やすよう相談する、あるいはバレたくない相手と会う機会のない時期に増毛を行うなどといった解決法があります。また、増毛後にメンテナンスを行わず放置していた場合も、髪型が崩れ不自然な形となってしまうため、周囲から増毛を怪しまれてしまうでしょう。

 

人工毛の取り付けによる、髪や頭皮へのダメージはない?

自身の髪に人工毛を取り付けると聞いて、施術による髪や頭皮へのダメージを心配される方もいるかもしれません。実際のところ、増毛は本来一本の自毛が生えているところにそれ以上の本数の人工毛を結びつけるため、増毛を行わない場合よりも髪にかかる負担は大きくなります。ですが、結びつけた人工毛による負担は髪を軽く引っ張る程度のものであるため、毛根や頭皮などに深刻なダメージを与える可能性は低いです。ただし増毛後に自毛が抜けた場合、結びつけてある人工毛も同時に抜けてしまうため、見た目上の抜け毛の量は多くなることを気に留めておくといいでしょう。

 

根元で結ぶ増毛は、運動やシャンプーを行っても大丈夫?

根元に人工毛を結びつけるタイプの増毛では、自分の髪に人工毛をしっかりと結びつけ固定するため、使用中にスポーツのような激しい運動を行っても従来のかつらなどとは違いずれたり外れたりしてしまう心配はなく安心です。同様に、シャワーを浴びたりシャンプーをしたり、あるいはブラシをかけたりしても問題はありませんが、固く結びつけているとは言え絶対に外れないというわけではないため、シャンプーやブラッシングの際は必要以上に激しくは行わず、できるだけ丁寧にゆっくりと行うことをおすすめします。

 

 

根元に結びつける増毛の詳細、特徴についてまとめ

根元に人工毛を結びつけるタイプの増毛は、取り外しが必要なく、着けたままで運動や洗髪を行うことができるなど自分の髪に近い感覚で利用することができますが、一方で元々の毛が一切ない部分には増毛できない、メンテナンスが必要などといったデメリットもあります。メンテナンスについては髪が伸び、人工毛の位置がずれるごとに定期的にそれを直す必要があり、また自分でのメンテナンスは行えないため、専用の増毛サロンに通う必要があります。増毛の仕上がりは自然な外見となり、施術による髪や頭皮への負担もダメージとなるほどではないため、薄毛やはげに悩んでいる方は根元に結びつけるタイプの増毛を検討してみるのも良いかもしれません。

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