【誤概念注意!】果物はいくら食べてもOK?陥りやすい果物ブスへの罠!

果物は美容や健康に良いイメージがあり、朝食やおやつに食べている人もいるのではないでしょうか?ミス・ユニバース・ジャパンの栄養コンサルタントを務めるエリカ・アンギャルさんも、「おやつに食べるならドライフルーツ」をおすすめしているくらいなので、果物は美容にとても良さそうです。
しかし、これは適正量を摂った場合の話。良いと思って果物を食べすぎると、美しくなれるどころか、シワやシミ、生活習慣病になることもあるんですよ。今回は、果物のデメリットと正しい果物の摂り方について紹介します。

果物の魅力

果物にはビタミンを始め、食物繊維やミネラルが豊富に含まれています。例えば、果物に多いと言われるビタミンCは、レモンなどの柑橘系やいちご、キウイフルーツなどに多く含まれ、美肌やアンチエイジングには欠かせない成分として有名です。また、ビタミンCは免疫力を高め、癌予防にも効果があることから健康にも良いと言われています。甘くておいしい上に、美容や健康に良いとなると、食べずにはいられませんよね。

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朝は食欲がないから食べられないという人でも、果物は胃腸に負担をかけることなく、食べやすいというのも魅力の一つです。また、甘味を感じられる上に、栄養素が豊富でヘルシーということから、果物はダイエット中のおやつとしても適していると言えるでしょう。

果物のデメリット

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美容や健康にも良い果物ですが、それは適量を摂った場合の話です。どんな食べ物もそうですが、良いと思って食べすぎると思わぬデメリットを招くことがあるので注意しましょう。

太る可能性あり!

果物を食べた時に感じる甘味は果糖であり、糖の中でも甘味が強く、冷やすと一層甘味が増すのが特徴です。そのため、果糖は清涼飲料水や乳飲料、アイスクリームなどの冷たいお菓子に使用されています。
果糖は炭水化物に含まれるようなブドウ糖のように、摂取しても血糖値に影響は与えません。血糖値の上昇によって太りやすくなるので、太りにくい糖ということになります。しかし、食べすぎると中性脂肪を蓄積し、肥満になるリスクが高まると言われています。
また、血糖値に影響を与えないため、満腹感を得にくいのが果物です。小腹がすいたからと果物を食べても、満腹感が得られない結果、食べすぎてしまい、太る可能性もあります。

生活習慣病のリスク増!
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肥満によって、生活習慣病のリスクも高くなります。例えば高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の多くは肥満が関係していると言われています。生活習慣病が悪化すると、心筋梗塞や脳梗塞を招く可能性があります。
肥満=太っている人と思いがちですが、一見すると痩せているように見え、標準体重であっても、体脂肪率が高いタイプの「隠れ肥満」が若い女性を中心に増えています。隠れ肥満も普通の肥満と同じように生活習慣病のリスクが高まるので注意が必要です。

シミやシワになる可能性あり!

ビタミンが豊富な果物ですが、美肌やアンチエイジングを目指して食べすぎると、逆に肌老化を招く可能性があります。肌老化をストップさせるために抗酸化作用のある果物を食べているわけですが、肌老化は果物の果糖によっても進むのです。
人間の体のほとんどは水分からできていますが、次に多いのはタンパク質です。糖がタンパク質と結びつくと糖化したタンパク質「糖化最終産物(AGEs)」が作られ、これが老化を招くと言われています。果糖はブドウ糖の7倍のAGEsを作ると言われているので、たくさん食べてしまうとどんどん糖化されることになってしまい、結果としてシミやシワの原因になってしまうのです。

果物の正しい摂り方

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果物は食べても食べすぎないようにしましょう。厚生労働省では1日の目安摂取量を200gとしています。食べるなら、フレッシュジュースやドライフルーツよりも生の果物を食べることがおすすめです。200gはバナナなら2本、りんごなら1個、キウイフルーツなら2個、ももなら2個ほどになります。
食べる量も大切ですが、食べるタイミングも大切で、空腹時は避けて食後に適量をゆっくり噛んで食べるようにしましょう。

果物は美容や健康に良い食べ物ですが、食べすぎには注意して下さいね。間違った食べ方で果物ブスになってしまっては、もったいないですよ!

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