中途覚醒を根本的に改善するにはサプリメントがおすすめ!

中途覚醒を根本的に改善するにはサプリメントがおすすめ!

中途覚醒

夜中に何度も目が覚める…中途覚醒の原因は?

中途覚醒とは「夜中に何度も目が覚め、寝付けなくなってしまう」状態を指します。
具体的には、夜中に2回以上目を覚ます日が週3以上ある人は、中途覚醒の対策を始めたほうがいいかも。

 

中途覚醒の原因はさまざまで、大きくは「身体的要因・精神的要因・睡眠が浅くなる習慣や行動」の3つに分けられます。

 

中途覚醒の身体的要因

身体的要因としては、まず病気(疾患)によるものが挙げられます。呼吸器系・消化器系・循環器系・内分泌系の疾患による影響で中途覚醒や入眠障害などの睡眠に関わる状況で悩まされている事が報告されています。
他には体のかゆみが酷い時、風邪で咳が止まらない時には夜に寝付けなかったり、途中で目覚めてしまう経験をしたことがある方もいらっしゃると思います。

 

中途覚醒の精神的要因

精神的要因としては、「日中に受けた強いストレス・睡眠を十分に取れない事に対する不安感・中途覚醒それ自体に対する不安感」などが挙げられます。

 

中途覚醒の要因…睡眠が浅くなる習慣や行動

他の要因には、女性では生理周期(月経前には眠りが浅くなる事)や子育てによる不規則な睡眠を強いられる事、更年期を迎えてから起こる体調不良やストレスもそうですし、睡眠が浅くなるアルコール摂取、決まった時間に寝起きが出来ない生活も挙げられます。

 

以上をまとめると、中途覚醒の原因は個々人で異なるが決して珍しい症状ではなく、症状の程度の差はあれど誰にでも起こる可能性はあるものと言えます。

 

中途覚醒・不眠症の対策は?

クワンソウ

外界に要因がある場合(騒音など)は、要因による影響を小さくする様にしてみましょう。
小さな光も途中で目覚める原因となる場合があるので、アイマスクであったり耳栓をしてみるのも一つの手です。

 

また、中途覚醒について悩みを抱えている方に多いのが、中途覚醒をしてしまう事に対する強い不安感を持っている事です。
途中で起きて時計で時間を確認したり、トイレに行った回数を数えたりするなど、中途覚醒に対して自覚的になる行動をとる事で十分な睡眠が取れずにいる事を意識してしまい、不安感を強めてしまいます。

 

まずは、中途覚醒が怖いものではない・誰でも起こるものだ、と不安な気持ちを小さくする事が大事です。

 

生活習慣に原因があるとお分かりの方は、睡眠時間を「おおまか」に決める事もよいでしょう。
ただし、毎日定刻に入眠できる人の方がむしろ稀であるので、夜の12時辺りで寝る準備をして自分がリラックスできる状態を作る、という大雑把なルールを作る様なイメージで、寝る時間をコントロールしてみてください。

 

また中途覚醒は睡眠の質が悪い、つまり睡眠が浅いことが原因となる場合もあります。睡眠の質をより高める為には、寝る前の電子機器の使用を控えること、体をリラックスさせること(入浴・腹式呼吸など)、適切な寝具を用いることもそうですし、睡眠向けのサプリメントを摂取することも一つの手段です。

 

中途覚醒の改善にはサプリメントが効果的!

サプリメント

中途覚醒はさまっざまな要因によって引き起こされるものでありますが、それぞれの要因を対処すると共に睡眠それ自体の質を高めていく事も有効な手段です。
睡眠が浅いと、ほんの小さな刺激でも途中で目覚めてしまいますが、深い睡眠であれば同様の刺激を受けても目覚めにくいですよね。
また質の良い睡眠は、睡眠に適した体の状態を意識的に作ることで実現できます。本来であれば夜になると眠たくなり、朝の光で目覚めることができるように、体はプログラムされています。ですが現代人の生活では、そういった体が本来持っているリズムが崩れやすい為に、中途覚醒に悩む人でなくとも、浅い眠りを取ってしまっている人は大勢いらっしゃいます。睡眠の機能を整えて、質の良い睡眠へとつなげてくれるものとして、実はサプリメントが効果的なんです。

 

サプリに含まれる中途覚醒に効果的な成分

中途覚醒を改善することにはまず睡眠自体の質を高めることが第一に挙げられます。
睡眠の質を高めるための方法の一つとして、不眠症対策サプリメントが挙げられます。具体的にはアミノ酸である「グリシン」と「トリプトファン」です。サプリメントとしてこれらのアミノ酸を摂取することで、快眠状態を維持することつながります。

 

グリシン

グリシンはアミノ酸の一種で、カニやエビに多く含まれているものです。

 

グリシンの効果として挙げられるのが、血行をよくすることです。
グリシンは摂取することで手足の血流の流れをよくします。
その結果、体の末端へ血液が熱と共にどんどん運ばれるので、体の中心部の体温(深部体温)が下がっていきます。
深部体温が下がると体は入眠しやすい状態となるので、体感的には眠気を感じることもあります。

 

お風呂に入った後で数時間経つと眠気を感じるのは、深部体温が下がることに起因するものです。グリシンは非必須アミノ酸であり、珍しい物質ではないのですが、意識的に摂取することで体に働きかける機能を持つので結果的に睡眠にも寄与するのだと言えます。

 

トリプトファン

トリプトファンはグリシンと同様にアミノ酸の一種で、グリシンは非必須アミノ酸であるのに対してトリプトファンは必須アミノ酸です。
トリプトファンは体の中で生成することができないアミノ酸なので、食品から摂取する必要があります。
トリプトファンもまたグリシンと同様に睡眠にたいして効果を持つ物質です。

 

皆さんは「メラトニン」と呼ばれる物質をご存知でしょうか?メラトニンは脳から出されるホルモンの一種で睡眠には欠かすことのできない物質です。
メラトニンは昼と夜で血中濃度に差があって、昼は低くて夜は高いという特徴を持ちます。血中濃度が高いと脈拍・体温・血圧が低下して体が睡眠に適した状態へと移行します。
体感としては、眠気を感じます。

 

メラトニンが体内で生成される過程としては、トリプトファン→セロトニン→メラトニン、という順で変化していきます。
ダイエットや偏食などによってトリプトファンの摂取量が少ないと、睡眠に必要な十分量のメラトニンを作ることができません。
トリプトファンは睡眠には欠かすことのできない物質だと言えるのです。

 

よく眠れない!睡眠薬とサプリメントの違いは?

睡眠薬、睡眠導入剤は脳幹へ直接作用すること(睡眠覚醒調整中枢への作用)によって、半ば強制的に体を睡眠の状態へと移行させる機能をもった薬であると言えます。
睡眠薬は様々な種類があり、入眠向けの睡眠作用が短いものもあれば、途中で覚醒してしまうことを防ぐための、10時間程度の睡眠作用をもつもの、早朝覚醒を防ぐものなど、睡眠障害の種類によって用いられる薬も異なります。

 

現在の睡眠薬は初期に開発されたものと比較すると、副作用は小さくなっているものの、高齢者への投与に対するリスクであったり、副作用のコントロールが難しい事・睡眠薬に頼る生活を伴うと言った問題も残っています。

 

サプリメントは薬とは異なり日本では食品に分類される製品であるため、薬の様な体への強い作用はありません。
体が本来持っている能力を引き出すものとしてサプリメントは有効です。健康によい食事が体の不調を快方へと運ぶ様に、サプリメントも普段の食事で不足している栄養分を補うことで、体調をサポートする目的で用いられます。

 

つまり睡眠薬と快眠サポートサプリメントの違いは、薬は対症療法(治療)的に用いるのに対してサプリメントは内側から体をサポートする点にあるでしょう。
ハーブ由来のものや自然素材を使っているタイプなどさまざまなものがあるので、自分にあったものを探してみるのも良いかもしれません。

 

サプリに副作用はある?

睡眠薬は前述したように、摂取する事で体の状態を睡眠へと移行させる強い作用を持つものであると言えます。どの薬にも言える事ですが、体に及ぼす作用が大きい薬ほどリスク(副作用)も大きくなってしまいます。
睡眠薬も同様に、眠気が残る・睡眠薬無しでは眠れなくなる・長期にわたる服用で意図しない体の不調が現れる事など、見過ごせない副作用を持っています。ですので、熟眠障害の対処法、睡眠薬の摂取の可否は個人の判断でするのではなく、医者や薬剤師の意見を仰いだ上で決めることが大切です。

 

サプリメントに分類されるものは薬のような強い効果を持たない反面、適量の摂取では副作用も持つことがありません。
もちろんサプリメントにも1日の摂取目安があるので、過剰摂取は禁物です。どんな食品も過剰摂取すると体へ悪影響が及ぼされてしまうことと同じですね。

 

サプリの効果は感じられるの?

今回ご紹介したサプリメントの成分はどちらもアミノ酸でした。どちらも実にありふれた栄養素と言えますが、自覚的に摂取することにより、睡眠不足解消に役立つことがわかりました。

 

身体は様々な栄養素から成り立っています。他のすべての栄養素が十分であっても、一つが不十分であれば体の機能は100%発揮することはできません。また、元々不健康な食生活を続けていた時に1日だけ大量に栄養を摂取しても、それだけで体が良くなることはありませんよね。ですが、体調を整える為に毎日の食生活で1%ずつでも体のバランスが改善されていけば、小さな積み重ねでも体のバランスが元の良い状態へと変化していきます。

 

サプリメントは「体を根本から整えていく意識」で摂取し続けることで、小さな変化を積み続けていくことができます。すぐに目に見える効果が現れる人もいれば、しばらくしてから実感できる人もいて、その点が薬とは異なります。
ですが、体の良い調子を作って長く保つ為にはサプリメントは良きパートナーになってくれるでしょう。

 

中途覚醒の改善方法まとめ

ぐっすり!

  • 中途覚醒はさまざまな要因があるが、良い睡眠を取ることでも改善することができる
  • アミノ酸のグリシンとトリプトファンは睡眠の質を高めてくれる。
  • サプリメントと睡眠薬は、副作用の点と体調を整える点で大きく異なる。

 

いかがでしたか?もし中途覚醒に心当たりがあれば、早めに対処するに越したことはありません。
実際に日々の生活を変えるのが難しい人は、サプリで上手に睡眠成分を取り入れながら、健康な爽眠習慣をつくっていきましょう!