リラックスサプリ|ストレスで寝付きが悪くなってませんか?

リラックスサプリ|ストレスで寝付きが悪くなってませんか?

リラックスサプリ
人はそのストレス状態によって、消費するビタミンの量が違ってくるってご存知でしたか?
長期に渡りストレス状態が続くと、身体が無理やりいつもの状態を維持しようとして、いつもより栄養、とくにビタミンの消費が激しくなります。いわば燃費の悪い状態。
結果、ビタミンを材料として作られるホルモンの量が不足→自律神経系のバランスが崩れて、夜眠れなかったりうつの原因となってしまうんです。
不眠やうつだけではなく、ビタミンはお肌をキレイに保つ働きもあるため、美容にも大きく関わってきます。

 

ストレスですり減った栄養を補い、リラックスするにはどうしたら?
ここではリラックスにいいとされている成分を配合したサプリメントについて見ていきます。
どんな成分がいいの?ストレスの原因・軽減方法は?ストレスと不眠の関係などなど、リラックスのための情報満載です。

 

イライラ、ストレスの原因は?

イライラやストレスを感じると、交感神経と副交感神経のバランスに歪みが生じてしまいます。そうすると前述のように身体の燃費が悪くなり、体調不良につながってしまいます。
では交感神経や副交感神経とはどういったものなのでしょうか?

 

興奮状態を司る交感神経

まず、交感神経と副交感神経は共に自律神経の一種。
自律神経は自分の意思では動かすことのできない神経なので、運動神経などの神経とは異なります。

 

交感神経は主に身体を覚醒させて、活発に動かす様に仕向ける働きがあります。
心理的に強い刺激を受けた時、興奮した時などに優位に働きます。

 

具体的には、発汗・筋肉に血液が集まる・心拍数と呼吸数が増加する・血圧が上昇する、などリラックスとは正反対の状態を身体がつくるように指令します。
また、血液が筋肉に集まることで消化管などに流れる血液の量が減るために、消化吸収が悪くなったり胃腸が冷えて腹痛となってしまう場合もあります。

 

では、なぜ交感神経はこんな状態を作り出すのでしょうか?
それは身体を外にある脅威(ストレス)から守るためです。
動物は外に天敵がたくさんいます。天敵が近くにいることに分かる状態、つまりストレス下に置かれると、戦うか逃げるかのどちらかを選ばないといけません。
その判断はリラックスしている状態だとできませんよね。外的危険に早急に対処するために、交感神経が真っ先に働くのです。

 

リラックス状態を司る副交感神経

次に副交感神経ですが、交感神経の状態とは正反対の状態を作り出します。
主に睡眠時・休息時・リラックスしている時に優位となります。

 

具体的には、心拍数や呼吸数が減少・血圧が下がる・血管が拡張する・消化管に血液を多く送り込む(消化を良くするため)・脳に行く血液を減らす、といった状態となります。
ご飯を食べた後に眠たくなるのが副交感神経の働きですね。

 

人間は副交感神経が優位の時に身体を休ませて、交感神経が優位の時に戦いの体勢をつくるようにできています。

 

交感神経と副交感神経、バランスが崩れると…?

健康な人は、必要な時にそれぞれの神経が勝手に働くようにバランスが整っています。
一方、ストレスを受けやすかったりイライラしやすい人はこの神経のバランス(自律神経のバランス)が正常ではなくなっている場合が多いです。
主には交感神経の働きが多くなってしまうことによって、リラックスしたい時にも体がリラックスに向いた状態とならないのでイライラしたり、精神面でも物事に敏感になってしまうために些細な事でストレスを感じやすくなってしまうのです。

 

現代社会では、ストレスを受ける機会が増えているので日常的に交感神経を働かせる状態が長く続いてしまいます。
仕事・人間関係の問題や、携帯や照明などで夜更かししがちな環境も交感神経を働かせる要因となります。

 

交感神経が一度優位になると、また元の状態に戻るまで時間がかかります。
そのため、家に帰ってもリラックスできなかったり寝つきが悪くなるなどの具体的な症状として現れてきます。

 

まとめると、交感神経と副交感神経のバランスに不具合が出てくることで、心身ともにストレスやイライラという形で感じてしまうという事なんです。

 

サプリがリラックスをサポート!積極的に取りたい成分とは?

サプリがリラックスをサポート!

医師の処方がないと手に入らない医薬品と違い、サプリはドラッグストアなどの市販や、楽天市場やAmazonなどのネットショッピングで手軽に手に入ります。
1週間分、30日分など小分けの状態で売られているのを良く見かけますよね。
最近はコラーゲンサプリなどの美容サプリや疲労回復系サプリ、漢方薬などと並んで、快眠サポートサプリが売られるようにまでなりました。
形状も、タブレット、錠剤、飲料などさまざまなタイプが選択可能です。

 

サプリは医薬品のような即効性こそありませんが、毎日のストレスですり減ったエネルギーや栄養を補うことは可能です。
ストレスにいいとされている成分で代表的な栄養素としては

  • ギャバ
  • グリシン
  • テアニン
  • トリプトファン
  • ビタミンB6

などが挙げられます。ビタミンB6を除くと、それぞれ全てアミノ酸という点で共通していますね。
それぞれの成分がどんな効果を持っているのか順に見ていきましょう。

 

リラックスサプリには欠かせないアミノ酸

ギャバ

ギャバ(GABA)は正式名称γーアミノ酪酸と呼ばれ、アミノ酸として生体の中に存在しています。

 

ギャバを配合したチョコレートなんかを見かける事はありますよね?
ギャバはストレスに効果を持つ成分として近年、盛んに研究が進められています。

 

特に注目したいのが、ギャバを摂取することで自律神経、特に副交感神経の活動が活発化するという効果です。
論文による報告ではギャバは、脳の興奮を抑制・ストレスの軽減・血圧を正常値に戻す・末梢部の体温を上げる・免疫系の健康を保つ、といったさまざまな効果があるとされています。
副交感神経を高めることはリラックスだったり、落ち着いた気持ちになれる事、体を休めさせることに繋がります。
以上のことからギャバはストレスを感じやすい方におすすめの成分と言えます。

 

参考・掲載雑誌など:
矢羽田,佐々木,山本,太田「果たして GABA にはストレス緩和の効果はあるか:ヒトクロモグラニンAとアミラーゼ活性を中心とした検討」中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要,44,261-268(2012)
藤森,神谷,髙垣,森谷「GABA経口摂取による自律神経活動の活性化」日本栄養・食糧学会誌 61,129-133(2008)

 

ギャバ(GABA)って何から摂取できるの?

ギャバが含まれている食品を挙げると、トマトなどの野菜や発芽玄米、発酵食品に多く含まれています。
なかなか毎食摂るのは難しいという方でも、サプリメントとしてなら毎日気軽にギャバを摂ることはできます。

 

テアニン

テアニンはアミノ酸の一種で、緑茶の茶葉に多く含まれています。ストレスを軽減するのにとても効果的と言われています。
テアニンは自然界の中では緑茶にしか含まれていない成分で、とても珍しいアミノ酸だと言えます。

 

テアニンはギャバと同様にストレスを軽減するや、集中力・注意力の向上やリラックス効果、体の炎症反応を緩和する可能性が高い成分として非常に注目が高まっている成分です。
テアニンは1950年に日本で発見されたアミノ酸で、その効果についてはハッキリわかっていませんでした。
しかし今から20年ほど前から、身体に良い効果をもたらす成分として徐々に明らかになってきました。
現在では市販の栄養ドリンクでテアニンを含んだ製品も発売されるようになって、知名度も高くなってきています。

 

さて、テアニンはどのような効果をストレスにもたらしてくれるのでしょうか?

 

テアニンの効果

人間はリラックスしている時にα波と呼ばれる脳波が現れます。
また、ゆったりとした音楽を聴いている時や、精神的に安定している時、集中している時にもα波多く出てきます。
テアニンの効果を調べる実験によると、テアニンを摂取してから60分以内に、このα波が有意に上昇するということが分かりました。
このことから、テアニンは安らぎ・リラックスした状態を誘導していると言われています。

 

ストレス対策のみならず、リラックス気分を作りたい時にもテアニンを摂るのがおすすめです。

参考・掲載雑誌など:
横越「食品とリラックス」化学と教育 59,394-397(2011)

 

グリシン

グリシンはアミノ酸の一種で、私たちがよく食べる食品にも多く含まれています。多い物で言うと、魚介類(エビなど)や貝類、牛肉や豚肉、アーモンドなどが挙げられます。
このグリシンも入眠と熟睡に関わる成分として知られています。

 

グリシンは、末梢の血管を拡張して体の隅々まで血液を流れやすくしてくれる働きがあります。
人間は入眠時、末梢血管を広げて手足から放熱し、深部体温を下げて眠る準備をします。
子供などは眠たい時、身体がぽかぽかしてきますよね。あれは眠るために放熱しているんです。
深部体温の低下とともに、血圧や脈拍が下がり、呼吸の回数は少なくなり、眠りの状態へと入っていきます。。

 

ストレスを感じている時は、どうしても体が緊張して血流が悪くなってしまいます。
そんなときはグリシンは血流を促して、眠りやすい状態へとスムーズに移行できるようにしてみましょう。

 

トリプトファン

トリプトファンは睡眠には欠かせないアミノ酸です。
トリプトファンは食品にも多く含まれる成分で、バナナや赤身の魚、肉類、乳製品などに多く含まれている必須アミノ酸です。
必須アミノ酸は体内で必要な分を作ることができないので、外から摂取しなくてはいけません。
つまり、トリプトファンは放っておくと不足してしまうかもしれない成分なんです!

 

トリプトファンがセロトニンをつくる

必須アミノ酸としてトリプトファンは体(筋肉など)を作る上でも非常に重要な成分なのですが、睡眠や気持ちの安定にも欠かせないことをご存知でしょうか?

 

トリプトファンは摂取することで体内でセロトニンと呼ばれるホルモンへと変化します。
セロトニンは俗に「幸せホルモン」とも言われている脳内神経伝達物質の一種です。気持ちの安定に貢献したり、明るい気持ちをつくる上では必要な物質です。
うつ症状の方はセロトニンが常に不足しているといわれており、実際に処方薬としてセロトニンを増やす為の薬を飲む方もいらっしゃいます。

 

セロトニンが不足するとやる気が出なくなる事や、気持ちの不安定、気分の落ち込みなどが症状として感じることがあります。
うつ症状まで悪化しなくとも、セロトニンが不足しているとそうした心の面でも悪影響が生まれてきます。

 

トリプトファンはセロトニンの原材料になる成分ですので、トリプトファン含有の食品やサプリを積極的に摂取することでセロトニン生成をサポートする事に繋がります。
また、セロトニンは夜になるとメラトニンというホルモンへと変化します。メラトニンは睡眠を司るホルモンで、メラトニンが十分に出ていると、睡眠の質も上がって快眠感、熟睡感も大きくなります。
この点から言っても、トリプトファンは安眠のために毎日欠かさずに摂取したい成分だと言えます。

 

セロトニンの合成を助けるビタミン

セロトニンがトリプトファンを原料として合成されるという事が分かりました。
ですが、トリプトファンだけを摂取しても、上手くセロトニンに変換されません。セロトニンを作るには、他にビタミンB6も必要なんです。

 

ビタミンB6

セロトニン合成の時はトリプトファンだけではなく、ビタミンB6も必要とします。
ビタミンB6は食品でも含まれているものは多く、魚ではサンマ・マグロ・カツオ、他にはにんにくやレバー、ナッツ類、わかめ・ひじきも多く含んでいます。

 

ビタミンB6は健康的な食事を摂っていれば不足する事が少ないのですが、カロリーばかりを意識した食事や偏った食事をしている方は普段の食事を見直してみると良いでしょう。
トリプトファンとビタミンB6を一緒に取りたい方にはバナナがおすすめ!ビタミンB6とともに、トリプトファンも含んでいるので、セロトニンを重視したい方にはとても便利です。
ビタミンB6は成人男性では一日1.4mg、成人女性では1.2mg、妊娠中の女性は2mgが摂取の目安量ですが、摂取の上限は100mgとされており、そうそう過剰摂取の心配はありません。

 

食生活がかなり乱れている方はサプリでの摂取をおすすめします。

 

ハーブに抗うつ作用がある?

世界的にも抗うつに効果があるといわれているハーブとして、「セントジョーンズワート」が有名です。
このハーブは日本語では西洋弟切草(セイヨウオトギリソウ)と呼ばれています。
セントジョーンズワートがどんなハーブなのか、これから説明していきます。

 

うつ症状においては、脳内のセロトニンが常に不足していることが原因であると言われており、医薬品では脳内のセロトニンの濃度を上昇させる薬(SSRIなど)が患者の方に処方されています。
しかし、抗うつ薬は様々な副作用が伴い、社会的にも問題視されているという事実もあり、適切に使用することは簡単ではありません。
副作用が殆ど無い一方で高い効果を持つことから、抗うつ薬の代わりになるのではないのか、と考えられているハーブがセントジョーンズワート(セントジョンズウォート)です。

 

セントジョーンズワートは「ヒペリシン」と呼ばれる、脳内のモノアミン分解酵素(=脳内のセロトニンを分解する酵素)の働きを減少させる成分が含まれている事と「ヒペルフォリン」と呼ばれる、脳内のセロトニン濃度を保ってくれる効果を持つ成分が含まれています。
これらの作用によって、うつ症状の原因であるセロトニンが不足することを防いでくれる効果を持つんです。

 

これだけではセントジョーンズワートについてちゃんと理解し辛いと思うので、このハーブがたどってきた歴史を見ていきましょう。
ます、セントジョーンズワートは古代ギリシアの時代から使われ始めたと言われていて、およそ2000年以上も昔から人々はこのハーブの効果を知っていました。
そして時は下って1980年、イギリスの医学誌においてセントジョーンズワートがうつ症状に対して、抗うつ薬と同等の効果を持つのではないか、という発表がされました。
これをきっかけに、セントジョーンズワートは民間療法に用いるハーブから医学界からも信頼されるハーブへと昇格することになります。
ドイツでは、うつ症状に対する治療の方法としてセントジョーンズワートが処方薬として処方する事が認められています。
アメリカでは日本と同様にサプリメントとしての立場ですが、副作用が殆ど無いため、うつ症状に対して用いられています。
また、アメリカの国立補完代替医療センターでは、セントジョーンズワートについて、軽度から中程度のうつ症状に有効であるという結論を出しました。

 

こうした背景からもセントジョーンズワートの効果の高さと安全性を伺うことができますね。

 

このハーブは国内でもサプリメントとしても販売されています。注意点としては、妊娠中や授乳中に摂取することと、他の医薬品を服用している期間内に摂取することは、副作用や悪影響が懸念されるため、避けることが推奨されている事も覚えておきましょう。
もし他の薬やサプリと併用したい場合も、医師への相談が必要です。

 

医薬品とリラックスサプリはどう違う?

不眠の症状やうつに対して効果を持つ医薬品はたくさんあります。
以前と比較すると、今日の睡眠薬・睡眠導入剤・抗うつ薬は服用した後の副作用も小さく抑えられています。

 

しかし、副作用をゼロにすることは難しく、個人の判断で医薬品またはそれに近い効果を持つものを服用することは避けるべきです。
一つ目に、副作用には様々な種類があり、その人の生活習慣や他の薬との飲み合わせなど、病院などで専門家の判断が必要な場合が多いことが挙げられます。
二つ目に、薬をやめた時に「離脱症状」という形で、薬が無いと生活に支障をきたすレベルで「体のだるさ・眠気・精神の不安定」などの症状が現れることが少なくありません。
方法としては、薬の量を少しづつ減らしていったり、体への作用が比較的小さい他の薬へと切り替えるなど、方法はありますがいずれにせよ専門家の指導が無ければ難しいです。
また、長期に渡って使用すると段々と薬の効き目が薄れる(耐性がつく)ことから、薬の量を増やす必要が生まれてくる事も大きなデメリットの一つでしょう。
こうした事情から、医薬品の使い方は難しかったり、場合によっては他の治療法を探す必要が出てくるのです。

 

一方でサプリメントは、一日の容量を守り、通常範囲の使用においては過剰摂取になる心配はしなくても大丈夫でしょう。
睡眠薬や抗うつ薬のように、途中で服用するのを辞めたところで離脱症状や思いがけない副作用も今のところ報告されていません。
また、耐性や依存性が付くサプリメントがあることも報告されておらず、サプリメントは比較的安全であることを裏付けていると言えます。
サプリメントにすべてを任せるというスタンスでは、栄養的にも体にとっても良くありません。
サプリメントは栄養がある食べ物を食べて元気をつけることと同じような感覚で、体に優しくて効果のある成分を手軽に提供してくれるので、体にも嬉しいものだと言えます。
信頼できるブランドのサプリを上手に選んで健康に役立てましょう。

 

症状別|サプリと医薬品どちらを選んだら良い?

不眠症の方

不眠症である場合、どのような症状であればサプリ、どのような症状であれば医薬品を頼ればよいのでしょう?

 

一度医療機関を受診したほうがいい方
  • 長期に渡り不眠ストレスが蓄積している方
  • サプリ活用や生活改善をしてもダメだった方
  • すでにうつ病などで通院している方

 

睡眠薬は医薬品の中でも副作用という点では有名ですよね。
近年の睡眠薬は、以前のものと比較すると副作用の大きさ自体は小さくなりました。
ですがゼロになった訳ではありませんし、副作用が殆ど無いと言われていた睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)も最近になって副作用があることが判明したりと、専門家であっても中々判断が難しいところがあります。
ですので、個人で医薬品を服用するのはリスクが大きいと言えるでしょう。

 

しかし、睡眠薬にも使い方次第では効果のある人もいます。
例えば、連日の不眠が続いてしまい身体を元のバランスに戻すタイミングを見失ってしまった人には、医師の処方により、ごく短い間だけ睡眠薬が処方されることがあります。
また、慢性的な不眠が原因で高血圧・糖尿病・心疾患・肥満・うつ病など、不眠だけにはとどまらない身体の大きな不調や疾病につながる場合もあります。
この場合も、まず専門医に相談する必要がありますし症状を一時的に緩和するために睡眠薬が処方される場合があります。
いずれにせよ、睡眠薬は取り扱いが難しいという点においては睡眠を専門にしているドクターの間でも同意見です。
最近では睡眠薬を安易に処方する事に疑問を持つドクターも増えてきました。
体調は自分ひとりで適切に判断する事は難しいですし、体調にあった睡眠薬を選ぶことも同様です。

 

サプリが向いている方
  • 依存など副作用のリスクを避けたい方
  • サプリ活用と一緒に生活リズムや習慣を改善できる方

 

睡眠薬には副作用があるという点がリスクであるとわかりました。
また医薬品(睡眠薬)を使用する事自体を避けた方が良い方もいます。
代表例を挙げていくと妊娠または妊娠の可能性のある人・授乳中の人・15歳未満の人は基本的に睡眠薬は服用すべきではないでしょう。
また、睡眠薬をご自身の判断で服用するかどうか決めてはいけない方としては「睡眠時無呼吸症候群・むずむず脚症候群・精神疾患・緑内障・前立腺肥大・排尿困難・他の理由で医療機関を受診している・アレルギー体質」のいずれかを抱えている事が挙げられます。
高齢者も同様で、睡眠薬を服用することで「睡眠時の呼吸の抑制」や「日中の覚醒レベルを下げる可能性」、「転倒の危険性」などがあるので、これも相談の上で決めるべきでしょう。

 

サプリメントの場合はそうした、特定の人や疾患との組み合わせによる副作用はほとんどありませんが、セントジョーンズワートなど一部の成分は例外なので、かかりつけ医のいる場合は医師の判断を仰ぎましょう。
睡眠に効果を期待したいと思ったら、ストレスに効果があるとされるサプリメントを選んで、自分に最も効果があるなと実感できるものを選ぶことが大事ですね。

 

また、サプリメントを摂る場合でも睡眠しやすい生活習慣をご自身で作っていくことも同時に必要になってきます。
ストレスが原因となっている場合なら、自宅の環境に手を加えてみることもよいでしょう。
不規則な就寝だったり、眠りにくい環境、ストレスの原因となるものが何なのか自分で振り返りつつ、それぞれ確認してフィードバックしていくことも大事です。
サプリメント単体でも効果はありますが、原因を一つ一つチェックしていくこともサプリメントの効果を高めるためには必要です。
またドクターの中にはサプリメントを使用して不眠や寝つきの悪さを改善していく、という方針を持っている方もいます。
サプリメントをうまく使いこなす自信が無い方なら、そうした医院で指導してもらうことも良いでしょう。
サプリメントは効果に過度の期待は禁物ですが、身体の栄養を補ってくれることは事実ですし、どんな不調も身体の内側から治していくことがまずは大事です!

 

日頃からイライラ・ストレスが解消できない

ストレスにも様々な種類があります。

  • 対人関係のストレス
  • 周囲の環境(音・温度・空気)
  • アレルギー症状から来るストレス
  • 血糖値の変化によるストレス...etc

ストレスは外部が原因となる場合が殆どですが、それ自体がストレス源というよりも、その人の感受性(精神的・物理的どちらも)の大きさによってストレスの大きさも異なってきます。

 

具体例としては、空港のそばに小さい頃から住んでいる人は飛行機のエンジン音が日常的に聞こえる環境にずっと居たことから、日中に飛行機音が聞こえる事に違和感を覚えないと言います。
一方で、飛行機音を殆ど聞く機会を持たずに過ごしてきた人が、急にそんな場所で暮らすことになった場合とても大きなストレスとなって悩んでしまうと思います。

 

ストレスは、その人の捉え方だったり感じ方によって同じ物事に対しても全然違った形で表れてきます。
ストレス源がはっきりしている場合は、ある意味対処法も検討がつきやすいと言えますが、不明だと中々自分でもどのように過ごしていけばいいのかわからないですよね。
ストレスの違いによって解決方法も異なってきます。

 

サプリメントの場合もそうで、特別な原因(精神的・病気)によるストレスはやはりドクターの意見も仰いだ方がよいでしょう。
他の医薬品を服用していたりする場合も、医薬品・サプリメント共に相談が必要です。
ストレスに効果があると言われているサプリメントも、効果のもたらし方はそれぞれ違ったアプローチによるものなので、どの成分がその人に効果をもたらすかは一概に言えません。

 

セロトニンが不足していたり、テアニン・ギャバのようなアミノ酸配合のサプリで大きな違いを実感する人もいます。
サプリメントを使用する時に気を付けてもらいたい事と言えば、実は食事の栄養バランスなんです。
そんな単純な事で解決するのか、という疑問もあるかもしれません。
サプリメントは単体でも効果が認められているものも多くあります。
しかし、長い期間で見ればやはり栄養バランスが整っている所に、追加でサプリメントという形で更に補ってやることでより良い効果をもたらします。

 

医薬品は短期で一時的に改善する、サプリメントは長期でずっと良い身体を維持していきたい、というそれぞれの目的を意識するだけでも、不調の改善にグッと近づいていきます。

 

プレッシャーや緊張に弱い

「明日、はじめての場所で発表だから緊張する!」
「今日、みんなの視線を感じてドキドキした!」
そんな理由で神経が興奮してしまい、眠れなかったこと、ありませんか?
プレッシャーや緊張に弱いということでお悩みの方はどのように対処していけば最もよいのでしょうか?
症状が大きい場合、人によっては身体に具体的な悪影響(過敏性腸症候群など)が現れてきますので、自分一人では解決が難しいと判断した場合はドクターに相談する事がすすめられます。

 

また、そこまでひどい現れが無くとも日常的にプレッシャーによる焦燥感などで悩んでいるかたは大勢いらっしゃいます。
そういった悩みに最もマッチしたサプリメントがテアニンです!

 

テアニンはアミノ酸の一種でした。
実はテアニンはここ数年でとても注目が集められている成分なんです。
テアニンを配合した栄養ドリンクはコンビニで見かける事も増えましたし、スポーツをされる方向けの栄養剤の中にも「緊張を緩和する」という効果を発揮する成分としてテアニンが含まれています。

 

テアニンは副作用が無い、という論文の報告も多く安全性の高い成分として広まっています。
プレッシャーや緊張に対しても効果が認められた実験報告も多く、万人におすすめできるサプリメントだと言えるでしょう。
他にも、テアニンは炎症を抑える効果であったり集中力・注意力を向上させる側面もあるので、積極的に摂取したい成分です。

 

緊張したりプレッシャーを感じる機会や予定がある時に、一時間前あたりからテアニンを摂取するといいといわれています。
気持ちも落ち着いてリラックスを促してくれます。
テアニン配合のサプリメントは、違いを実感しやすいとクチコミでも人気なので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

ストレス疲れに…リラックスサプリメント・健康食品のメリット

サプリがリラックスをサポート!

医薬品は殆どの場合ドクターの指導の下、使用することが勧められます。
ただ、専門医に処方された薬であっても、副作用の影響を小さくすることは出来ても完全にゼロにすることはできません。

 

近年では医薬品を用いることを最小限にして、生活指導や漢方、サプリメントや食事療法などを用いて根本から体の不調の原因を取り除いていこうという方針の医院も少なくありません。
サプリメントや健康食品は、医薬品を使いたくない人が好む、というイメージから効果については疑問を持っておられる方もいるかもしれません。
ですが、考え方としては体の嫌な症状を抑えるだけでなく、体全体の調子を整えていこうという発想をベースにしていることから、医療の現場でも採用されることも増えてきました。

 

サプリメント・健康食品は薬とは違って、体調管理の一環として長く付き合っていくことができます。
上手に選べば、大きなメリットを受けることができるのではないでしょうか。